暦ごと

暦ごと

何のためにはじめようかと思いながら、はじめる。春分

もうすぐ春分になる。冬の間はひかえめに過ごしてきたおひさまも、その強さを取り戻してきて、いよいよ昼と夜の長さが同じ長さになるのが春分。 ちょっと不思議な話を…… 春分のあたりから、人のまとう気配が変わり始まる(ことが多いように... 
お告げ師の落書き

わるい、いやだ、いまいち、には踏み込まぬ3月。ついたち、はじまる。

3月の弥生のついたちに。いつものように「お礼参り」。そして、この3月はこんな感じに過ごしますよと、ご報告するついたち。 よろしくお願いします、みていてくださいね。とか。こんな風になりたいの。だから頑張ってきます。とか。 先月の... 
暦ごと

もういちど、今年の目標たててみる?(旧正月の前日に)

明日は新月、旧暦のついたち。そして、ちょうど旧暦のお正月(旧正月)を迎える。 むかし、個人の誕生日で年齢を数える風習がなかった頃は、お正月にせーので、皆一斉に、ひとつ歳を取った。 今でも、中国や中国系の方が多く移り住んでいる地... 
暦ごと

豆まきの大豆は固いから炒り豆ごはん。節分にまじないごはん

124年ぶりに「2月2日」の節分(これまでは2月3日)。 節分には豆をまく。大豆を炒って、食べる。 豆は「魔物(マ)を滅(メ)する」という意味が込められています。豆を炒って、芽が出ないようにしたうえで豆まきをする。豆をまいたあ... 
暦ごと

小豆がゆにしようか、ぜんざいにしようか。小正月のまじないごはん

年明けて、すぐの頃にはあれこれと、たくさんあるのがおまじない。 新しい年を迎えるから。一年の内、とても寒い時期だから。元気に過ごせますように。「春」をよくむかえられますように。願いを込めたまじないがおおくある。 そんな中の、今... 
暦ごと

七草がゆで。正月あけの、まじないごはん。

食べる人が元気になるように、運がよくなりますように。等、願いを込めて作られてきたごはんが、行事食だったり祭祀用の食事、お供えだったりする。それを、現代の普通のごはんのなかで、もう少し気楽に取り入れて。心も体も、ほわんと過ごせますようにと願... 
お告げ師の落書き

新しく始める前だから身軽になる、12月。ついたち、はじまる。

カレンダーを一枚めくったら、最後の一枚。今年もあとひと月なのかと、しみじみ思う。短くてあっという間の1年だったような、ぎゅうっと内容濃く詰め込まれた1年だったような。 この1年を振り返りながら、気もちよく今年を終えて、来年へとつなぐ... 
お告げ師の落書き

隠してきた自分をひらけて抱きしめる、11月。ついたち、はじまる。

11月1日。今日の日付を並べたら「11.1」と1がならぶ。1は、数えはじめの数字で、存在がそこにあることを示すから、1がならぶと『存在が「ある」ことを思い出せよ』と教えてくれているような気分になる。……同じ数字が並ぶゾロ目を見たならば、単... 
暦ごと

身体をあたたかにすると心もあたたまる[秋の土用]

思いのほか冷えた朝に目覚め、もう秋の土用のなかにいたと気づいた。冬に向けて身体と心を整えようかと、心がけてみる時期に入っている。 土用とは 土用というとき、うなぎをたべるとよいといわれる土用の丑(どようのうし)の日、夏の土用が... 
お告げ師の落書き

感情の動きに耳を澄ませる、目を凝らす10月。ついたち、はじまる。

窓の外から聞こえる車の音に交じって、リーリーと虫の声。夏の暑さにとろけていた身体も、涼しくなった空気にふれて、だいぶん息を吹き返してきている。 夏、とっても暑い時期は、身体を保つほうへと意識が向かう。涼しくなったおかげで、そろそろ。... 
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