自分にとっての「しあわせ」を 自分で知っていると、 目の前にそれをみつけるだけで しあわせ
電車に乗るのが大好きで、ごはんを美味しく食べるのが好き。たまにお酒があったら、さらに最高
そんなわたしが伊勢へ、列車に乗ってでかけた。
その道中に、素敵な景色をたくさん、見た。食べたいと思った美味しいものも、食べた。
心が軽くなり、頭の奥がほどけた気がした。
うん、最高。ごきげんさんな、わたし。
*
「あなたのいう『しあわせ』って、どういうものなの? 教えてもらっていいかな?」
うつからの回復過程で受けていたカウンセリングの時間に、カウンセラーさんから質問されて、当時のわたしは凍り付いた。
身体がきゅっと固まってしまって、頭のなかは真っ白。
具体的な「しあわせ」の内容を、全く、ことばにできなかった。
自分にとっての「しあわせ」って、どういった形なんだろう?
ことばにしようと必死になっていたころのことを、ユングの「幸福の5条件」を見て思い出した。
1. 健康であること
「幸福の5条件」カール・グスタフ・ユング(潜在意識などの深層心理を含んだ分析心理学で有名な、スイスの心理学者)
2. ほどよいお金があること
3. 美しいものに感動できること
4. 人とうまくやれる能力を持っていること
5. 朝目覚めた時、やるべき仕事があること
これらの条件は、自分にとっての「しあわせ」を考える上での、視点のひとつになる。
人、それぞれに「しあわせ」の形が違うけれど、考えてみようとしなければなかなか思い浮かばないかもしれない。
だから、考えてみようか。
自分にとっての「しあわせ」とは、何か?
ユングの「幸福の5条件」から、何をおもうか。それをヒントにしつつ、自分にとっての幸福を考えてみるのもおもしろいかも?
*
今のわたしがおもう幸福の第一条件は、この5条件の中で選ぶなら「1.健康であること」だ。
心と身体はつながっているから、最もわかりやすい幸福の条件だと、わたしは考えている。
身体がしんどいと心もしんどくなる。
人間は身体の反応に、合理的な理由をつけて理解したくなる生き物だ。身体がしんどいと「しんどい理由」を思考して見つけ出して、心もしんどくなってしまう。
痛みなどの身体のしんどさがあったとしても、そこへ意識が向くので、他のたのしそうなことを考える余地がない。
うつのど真ん中にいたころは、身体のしんどさもあって、幸せかどうか考えるのも、生きていくことも、とにかくしんどかった。「しんどい!だるい!!」の気分に自分の意識の全てが塗りつぶされたように感じられて、目の前にあるものに心躍ったり、たのしいものを楽しいと思えなくなっていく。
だから、自分なりに健康でいたいと思った。健康でいようと思った。
あと、もひとつ。
「4. 人とうまくやれる能力を持っていること」も大切に思う。
「人と馴染めない、居場所がない」と幼いころから感じてきたわたしは、「4.人とうまくやれる能力」が欲しかった。それさえあれば、居場所もできるし、人のことがわかって仲良くできるだろうと思っていた。
うまくやるために、自分を削るのはやりすぎかもしれないけれど。
人のことを理解したい、仲良くしたいと思って、近づいていける時間を増やすことが、わたしにとっての幸せを創る1つの要素かもしれない。
**
ユングの「幸福の5条件」を見て、どう?
何を思う? 何を感じる??
何に、最も、価値を見ているんだろうか?と考えてみるきっかけにして。自分にとっての「しあわせ」を自分で知っていこう!
自分でじぶんの「しあわせ」を知っていれば、いくらでもごきげん。いくらでも、しあわせをみつけていけると信じている。
それでは、またね
お告げ師でカウンセラー田村洋子でした
***
自然体のじぶんをどう生きる? 「今」の流れをつかむには??
そのヒントにできそうな内容を月2~3回、レター配信しています
※個人セッションやプログラムの先行案内もレターから
◆ ニュースレターを購読する
感覚を開き、より自然に生きるじぶんになるセッション
>>田村洋子の【セッションを予約】する