なぜ12月の決意はかないやすいのか。（12月の持つ力について）

わたしたちが生きている道の途中には、特別な意味を持つ時期があって。その中でも12月は、新しい扉を開くためによりよいとき。特別な意味を持っている頃。

なぜこの時期が変化に最適なのか。宇宙の視点からはなしをしてみたい。

個人セッションでお目にかかったMさん（大手企業で管理職をされてる40歳代の女性）が最近、はなしをしてくれた内容が、すごく12月っぽかったのでご紹介したい。

「去年の12月に、10年務めた会社を辞める決断をしたんです。周りの期待に応えることに必死で、自分の望みを押し殺していたのに気づいた。でも、クリスマスのころ。静かに自分と向き合ったとき、内なる声が聞こえてきたように思ったんです」

12月には、3つの神秘的な力が働いている。

宇宙のリズムからみたならば、冬至の頃には、私たちの内側に向かうエネルギーが最も強まる。だから冬は、自分の内側をよく見る、内観のはかどる時期。直感も、いつもよりよく働いてくれてる時期。その内観の時期に、深い気づきが訪れやすい。

そして、かつての日本の暦：旧暦では12月は「子（ね）」の月。新しい生命が宿る時期を表します。まだ外に出ていないけれども、胎内で育っていく、そのはじまりの月。
あなたの夢や願いも、まさにこの時期に魂の中で育ちはじめる。地下で新芽が芽吹く準備をするように、新しい生命が胎動をはじめるように。この時期は内なる変化を育むのに最適な時期。

また。12月は祓い（はらい）の時期。浄化のエネルギーが流れるころ。だから、年末という区切りは、古い重荷を手放すための完璧なタイミング。特に、長年抱えてきた罪悪感や自己否定的な思考から解放される絶好の機会。

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不思議なことに「願いがいつの間にか、かなってた」現象が続出するのは、この12月、年末年始に意識的に変化をはじめると決めた方たち。
（これは、この数年間、個人セッションなどでお目にかかったお客さまを見ると間違いないとわたしには思える。自然のリズムに沿った動きだからこそ、大きな抵抗なく進められるんじゃないかと……）

そういえば先日、ご報告メールくださったIさんも、そんなおひとり。「これまで『いつかは』と先送りにしていたけれど、思い切ることにしました。クリエイターとして独立します」と喜びと決意表明の報告をくださいました。

では、この12月のエネルギーに、ええ感じに乗っていくために。
今、わたしたちができることは何だろう？

……ということで、整理してみた。新しい扉を開くためのステップ！

新しい扉を開くためのステップ

ステップ1
内なる声を聴く時間

今この瞬間、静かに自分と向き合ってみる。

「本当は、どうしたい？」
その問いかけに、心が答えてくれるはず。

外からの「べき」だったり、「普通、当たり前だから」選ぶのではなく、あなたの魂が本当に望んでいることは何なのかを聞き取る。
ステップ２
手放す勇気をもつ

古い葉を落とす木々のように、もう必要のない重荷から、少しずつ自由になりましょう。

それは罪悪感かもしれない、
誰かの期待かもしれない。

それは、あなたが、持ち続ける必要のあるもの？
ほんとに、それ。感じ続けたいの？

これまで抱えてきた重荷を見つめ直してみる。
ステップ３
小さな１歩を踏み出す

劇的な変化である必要はありません。
あなたの魂が喜ぶ方向への、たった一歩でいい！

自分のたましいにとって、よりよい望みの方向へ向けての一歩。
そんな、小さな一歩でも、踏み出せば、宇宙は必ずそれに応えてくれる。

あなたの内なる声に耳を傾け、その声を信頼してくださいね。