夢を見続けていたいから、夢をかなえたくない。何かが起きそうで、夢をかなえるのが怖い。そう思っているわたしと出くわした。
わたしは、何を怖がっているのだろう。
自分の気持ちをききながら、夢に向かっていいのに。怖いなんて、おかしいな。
これは先日、夢に近づく/ライフワークが実現するのが、怖いって話に書いたこと。
夢をかなえると、わたしにとって怖い何かがおこると思っていて、夢をかなえると都合の悪いわたしなりの理由がある。それが、何なのかわかれば、夢にむかって動ける気がする。だから、自分自身に聞いてみた。ノートに書き出してみた。
夢がかなわないとして、わたしにとって都合のよいことは何だろう?
この問いにまず、答える。 その答えはノートにメモして、そこからは出た答えについて「そうなると、わたしはどうなる?」と質問し続けてみた。
「夢がかなわないとして、わたしにとって都合のよいことは何だろう?」 ⇒わたしの夢もかなってないよと人に話すことができる。 「そうするとどうなる?」 ⇒他の人とも話ができる。 「するとどうなる?」 ⇒仲間が作れる ⇒ほっとできる ⇒心に余裕が持てる ⇒人にやさしくなれる ⇒人が集まる ⇒帰る場所ができる ⇒自由にいられる、寄り添える
「夢がかなわない」と、わたしは自由でいられて、誰かと寄り添える。そんな利点を感じるらしい。
同じように「わたしの夢がかなったならどうなる?」と自分に質問し続けてみた。そうしたら、びっくり。夢がかなうとわたしは苦しくなるし、仲間がいなくなると感じるらしい。
夢がかなうと、人が離れてわたしの自由もなくなるといった思い込みがあるなら、夢をかなえることが怖くなってしまってもしかたがない。
でも、なぜ、人がわたしから離れると思うのだろう。
「あの人がわたしから離れてしまう。だって、わたしは〇〇だから」の、〇〇を探すことにした。そうしたら、出るわ出るわ。自分のことを否定する言葉がもりもり出てくる。
▽これがわたしの持っている「人が離れる」理由についての思い込み
変なやつ。常識がない。自分勝手でわがまま。ことばが通じない、おもしろみがない。
……だから、人はわたしから離れる。
とっても残念でダメなやつと思ってることがあきらかになって、がっくりきた。自分を残念でダメなものとしてみる癖は、かなり改善されたつもりだったけれど根深いな。
せっかく残念な思い込みをみつけたので、たのしそうな表現に言い換えて刷り込みなおしてみよう。と、言い換えてみた。
個性的で、なんでもあり。自由にふるまえる。自分の世界を持っている、一途なやつ。
……だから、わたしは人から愛される。
これなら、ちょっとたのしくいられる、かもしれない。これで、刷り込みなおしてみることにする。自分で自分にダメだしするなら、たのしくなる言い方に変えて何度も言いなおせばいい。そうすれば、その気に(?)なってじぶんを残念なものとして扱わなくなっていく、はず。
わたしの夢/ライフワークのひとつに、「人をしあわせにする読み物を作って、読む人や会いに来る人から喜ばれている」ことがある。「個性的でなんでもあり」って資質は、 読み物を作ることや会いたいと思ってもらえるきっかけになれる、 素敵な資質。だから、わたしは夢をかなえても大丈夫だし、自分らしく暮らし続けるライフワークの中に生きていても大丈夫。安心して(?)夢やライフワークに向かっていこう、と自分自身にあらためて伝える。
と。光をみつけたから。わたしは夢やライフワークのことにもっと積極的になっていいし、はりきってみる。
頭に在るもの、せっせと書くぞ!
▽夢やライフワークがかなっていたのに、かなっていないことにしたかったという話
▽ 今でも十分、と自分をごまかさずに。もっと先を見てみたい!