問題の影に才能あり。
この言葉、カウンセリングを勉強し始めて、よく聞くようになった。そして、今回のお弟子さん講座でも、何度も聞いた、伝えられた。何度も聞くということは、それほどに、「悩み」を持ったときには思い出したい、大切な視点だから。
「問題」は、じぶんの根っこや魂からのメッセージ
「悩み」がおきているときは、ぐるぐると考えまとまらず。どことなく、しんどくなってくる。嫌な気分にもなる。でも、そのしんどい気持ち、嫌だなとおもうこと。それは、心の奥底にいる、じぶんの魂のもとが「大切にしてたことを思い出して」って送ってくれている、メッセージだ。
魂のもとが、じぶんの根っこが。大切にしていたことを思い出してほしいと、訴えかけるために。問題を起こして、悩ませて、今の自分に気づかせようとしている。
自分が嫌だなと思うこと(問題)が起きているとして。どうして、そのことを嫌だなと思うのか。同じことが起きていても、他の人は嫌だと思っていないかもしれない。気になっていないかもしれない。それでも、自分にとっては問題だから。そのうしろや影の中に、じぶんの根っこが大切にしていたこと(才能)が隠れている。
だから、「問題の影に才能あり」。
何を大切におもっているから、このことが悩みになったのだろう。
この悩みが解決されたら、どんな魅力や素敵なところが現れるだろう。
この悩みを解決するために、どんな力や要素を必要とするだろう(悩みが解決されるなら、その力や要素が身につくはず)。
どんな才能があるから、この問題を引き寄せたのだろう。
この問題が解決されたら、どんな恩恵があるだろう。
この問題を解決するとき、どんな才能を必要とするだろう(その才能を身につけられる予定がある)。
そう見ていくと、問題はすべて才能の種。才能があると自分で気づけた、そのときから。問題は雪が解けるように消えていく。才能が芽吹いて、花のように開く魅力となる。
自分の才能を、問題からすくいあげる
もし、問題が私の才能だとしたら……と考えて、自分の才能をすくいだすことにした。今、わたしの持っている問題は、「緊張しすぎて、手が震える」。この問題、弟子仲間とYouTube収録をしてきたときに発覚。
どういった才能があるから、この問題を引き寄せたのか。自分に問いかけてみる。そして、問題から、自分の才能をすくいあげていこう。
その問題を解決できている人は、どんな魅力や能力、才能がある人だろう?
どういった魅力や能力がある人だと、その問題が解決できると、わたしは思う?
この問いかけの仕方。以前、師匠に教えてもらった。
どういった人ならば、「緊張しすぎても、手は震えない」のだろう。
緊張しすぎても、手が震えない人って、どういう人だと私は思っている?
- いつも、堂々としていられるくらい、自分の魅力を自分で知っている人
- 何があっても何をしても、周りから受け入れられる魅力ある人
- 周りの人をたのしませる、雰囲気をつくっていける人
……ということは、わたしにはこれらの才能があるということ。この才能を、この身に引き受けるつもりで生まれてきている。
それなのに、まだ。その才能を自分で受け入れられていない。これから、その問題を魅力や才能に変える練習をする機会がある。そういった場をつくって、動いてみること。
(youtube。自分のできるやり方でから、あれこれはじめよう。うごいてみよう。そうしたら、きっと。自分の魅力を素敵に発揮して、いつのまにか問題が問題ではなくなっている)
これまでも、わたしはいろんな問題をもってきた。ついうっかり、複数好きになってしまった問題。離婚や不倫や婚活や結婚で悩みまくった問題。自律神経がすぐに乱れて体調不良起こす問題。
それらが、全部ぜんぶ才能の種だったということ。そう思えば、問題も愛おしくなってきた。
わたし、才能豊かだったのね、と笑って受け入れられそう。
そして、これから問題にあったとしても、にやにやしながら。問題の影にある才能を探してゆけそう。(悩みもするけれどね)
覚えておこう。
問題の影に才能あり。他にも、色々な表現がある。その時々のじぶんに、しっくりくる言い方で、自分に問いかけてみたい。確認しておきたい。
- 問題の影に才能あり。
- 起きていることは、すべて正しい。
- 全ての問題は、自作自演。
- 全てはうまくいっている。
- なるようにしか、ならない。
- わたしの潜在意識(心のとても深い部分で)は全てを知っている。
覚えておこう。そうすれば、問題のこと、愛おしく思える。才能をみつける、目が開く。
◆ 自分が大切にしていること、才能のありか。見つけるきっかけになるかもしれない遊びの会。 2/28金曜「大切にしている思いを知ろう」の日! (お申し込みはこちらから)
◆ 問題から才能を見つけるお手伝い、させてください。
▼ 弟子仲間なカウンセラー悠さんから見た、弟子講座でのはなし「悩みの影に魅力あり。問題の影に才能あり」