より自分のままに

あの人に良く思われたい。あの人に、こんな私に見てもらいたい。

欲だったり損得勘定だったり。それらを理由に自分自身から離れてしまうと、悩みが起こる。自分そのままで人と向き合うことを覚えておく。

数年来の友人たちとお茶をしながら、明日から始まる半年間のお弟子さん講座が不安だと話した。

私がいつも不安に思うのは人間関係。順調に仲良くなっていくのだけれど、ある時、突然、距離をとりたくなってしまう。一定の距離感以上に近づくと、たまらなく落ち着かなくなる。

落ち着かなくなるのは、私が作り上げた像ではなく、私自身に触れられてしまうから。私のペースを乱されると感じるから。

他人からは〇〇と見て欲しい。そうして作り上げた自分自身の像は、はじめは機能する。けれど、少しずつ、現実の私から離れていく。現実の私から離れていくと違和感が大きくなってきて、そのほころびから現実の私を他人に見つけられてしまう。現実の私は、他人に受け入れられない。感覚がそろわない(と自分が感じている)。見つかってしまうと、終わりだ。

他人から見て欲しい形の自分自身は、つくりもの。自分の中心からは、ずれている。見て欲しい形の私をつくればつくっただけ、自分の中心から外れて行く。外れていくから、日常の中で自分自身そのものを保つことが不安定になっていく。だから、せっせと定期的に自分自身を掘り起こしたくなる。

そこにあるのは、わたしはまだまだだという思い。

自分そのものの形を掘り起こせていないから、もっと自分を見つめなければならない、まだ足りない。……と思ってきた。そう思っている。

けれど、数年来の友人と話していて気がついた。数年前の私に比べると、確実、今の私は素に近づいている。自分のままに他人に向き合うことができている。変化を続けられている。より素直な自分でいるようにふるまえるようになっている。

だから、これからも。自分のままにすごす。
何をするにしても、自分そのままに向き合う。心を大切に行動を起こす。

そのことを覚えておこう。そうすれば、きっと。はじめましての人たちの中で不安は感じづらくなっていくだろう。

ぷつぷつと話をするには程よい明るさ。風とおりここちよき場所にて。
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