とっても暑くて、日差しにとろけそうになりながら外を歩く。昼過ぎに気温は36度を超えた。(36度の気温で、こんなにもとろけそうになるならば。この秋にメキシコへ行った時の暑さのなか、マヤ文明の遺跡やユカタン半島をたのしめるのかな。どきどきと不安が湧いてくる)
吹いてくる風は、もわんと熱さ混じりで心地よさは遠い。でも、目の前で花は白く、ふわふわと揺れる。その「白」を見ていたら、すっと気分もゆるんだ。
暑いけど、まあしょうがない。夏だから。
風が吹いているし、おひさまも動いてる。季節は動いているから、今は「暑い」を感じていよう。
ジェットコースターに乗って、ぎゃーっと悲鳴を上げて楽しむように。暑い夏を、あつーい!ととろけながら楽しもう。
信号待ちの歩道脇で見ていた白い花を、その場において。青信号で、わたしは次へ進む。
(今、もっているものを再確認して、もうちょっと身軽に進んでみるか)
白って不思議
何色にでもなれる余力をもっているけど、自分からは染まろうとしてない。全ての光を外へ戻して自分であろうとしてる。
(自らも光であると知ってるからなんだろうか)
そんな真っ白は、今の「自分」がもつものを洗練させていくよなリズムをもつ。
新しい何かを足して中心に添えて、何かになろうとするのではなく、今持っているものをよりよくしていくために洗練させていく。
もし、自分が「白」になるなら。光の自分であるならば……
今の、それ、どうする?
光の自分は、自分が望んだ未来の自分。光のように、きらきらと命かがやき、魂震わせてのびのびとたのしんで過ごしている自分の姿。
もう一度、はじまりの気持ちを思い出す。そして、やっていること、考えていることについて、手元に残すか、ありがとと離れるかを決める。
何をしよう? 何を残す?
どんな光の自分でありたいか、イメージして。いるものだけをのこして、いらないものを減らす、削ぐ。
どう創る?
今の自分を削り出して、光の自分へ近づいていく。
変化したい時には、ついつい「足す」ことへ意識が向きやすいけれども、「減らす、削ぐ」へ意識を向ける。
「減らす、削ぐ」には、手元確認だいじ。問いかけて、今の自分をみつけて。また今月、旧暦水無月をはじめる。
水無月は禊の季節。ここからの夏を元気に過ごせますようにと、これまでの自分を削いでいく。
暑いときのヒトは、暑いなりに動いていて。夏の季節をすごすために、自分のエネルギーは身体へ大きく流れを変える。こころに注ぐことのできるエネルギーの分け前はちょいと少なくなってくる。
だから、こころは省エネモードになる。省エネモードのこころで動く、自分を削ぐ。今の自分が持っているものを、どう洗練させていこうかと意識を向ける、足さない(というか、足し過ぎない)。
*
そんなこと思いながら外を歩いてたら、水無月は氷の節句と思い出す。水無月は氷のついたち。暑さを氷で追い払って「元気でありますように」とおまじない。氷食べる理由もできて、ほくほくとビルの中へ。お茶屋さんでかき氷。
この暑さの中にあっても、みなさま「元気でありますように」。
それでは、またね。田村洋子でした
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