季節は小満に入った。小満は、七十二候のひとつ。初夏の頃を指す言葉だ。
この時期になるといつも思い出すのは、この句。
目には青葉 山ほととぎす初鰹
そして、今年のわたしがどれほどの初夏を味わったかなと考える。
先日、「目には青葉」「山ほととぎす」は、体験してきたから、残るは「鰹」だ。
鰹を食べよか。
季節も小満に入ったら、夏が周りにも満ちて来たなと身体の感覚でわかりはじまる。
今年はどんな夏にしようかな。
夏の過ごし方を思うのも、おもしろい。
夏は、暑くて。つい体力を無駄づかいすることが多いわたし。今から夏へ向かう身体づくりに取り組んでみる。
鰹は、身体へ穏やかに力を届ける性質を持つ食材。
薄切り玉ねぎも一緒にぱくり。
むくみをとるのも助けてくれる鰹。梅雨時から食べておいしく、これからを元気に過ごせそうに思える。
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こんなにも、旬のたべもの、季節のものを食べてみるのは、身体を季節に合わせていくため。
身体が季節に重なると、心も平らかに整いやすい。
じぶんを乗りこなしていくエネルギーを、適切に感じとれるから。
食べものをとおして、口から身体に季節を届ける。
旬を食べることは、季節を食べること。
そして、今夜は豆ごはん。を始末したあとで、ぶんどを使って炊いてみた。
実家の畑でとれた春の終わりに熟す豆「ぶんど」と「そらまめ」が届いたので。
さっそく、むきむき。豆ごはん。
ごはんか、豆か。というくらい
豆たっぷりの豆ごはんが好みだけど。
旬のはじまりは勘が狂う。普通の?豆ごはんになった。
次は豆をもっとたくさん入れて、
ごはん豆みたいな豆ごはんを食べよう。
そんなこんなで、ごちそうさま。
*
季節を食べて、身体を季節に重ねることで、心も整っていく。
そんな意識を持って過ごしてみたら、身体も心も、その声に応えてくれる。
では、またね。
カウンセラーでお告げ師 田村洋子でした。
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