2019年5月1日。今日は、七十二候でかぞえて「牡丹華(ぼたんはなさく)」のはじまる日。
七十二候:牡丹華
牡丹と聞いて思い出すのは「立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹(ぼたん)」のことば。
きれいな女性のほめことばとして使われるとか。
シャクヤクもボタンも、花のかたちが似ている。
シャクヤクは、しゅっとのびた茎の上に花が乗って。花の中央に、なみなみ、波打った花びらが集まっている。ボタンよりは、少し控えめな印象。
ボタンは、花そのものがもう少しまるっこい。花びらが豪勢に、まんまるくなっているから、花の中央をのぞき込むのはちとむずかしいかも。
花を買いました
今日は令和のはじめの日。
お祝いの気持ちも込めてきれいなお花を飾りたい。
花を見に行くと、シャクヤクが目に留まりました。きっと、今日が「牡丹華のはじまりだ」とおもったから。
手をひろげた指の先までくらい、大きく咲くシャクヤクもあるけれど。
手のひらの内におさまるくらいの小さなシャクヤクの花を、購入して帰りました。小さくても華やかな花。
今回の花
芍薬(しゃくやく)を2本。
色は、はじまりにふさわしい赤紫。
お祝いの気持ちも、時代のあいだをながめる気持ちも。見守ってくれそうな色。
花咲いた1本と、つぼみの1本を合わせて買いました。
日常用に花を飾るときは、スパイスびんだけれど、今回は少し特別。ガラスの花びんにしゃくやくを2本差す。
お祝いの気持ちも。もうすぐ夏が来る楽しみも。あらわしたような花たちになりました。