夏になる前に、豆ごはん

家でつくらないと食べられないものがある。
それが、豆だらけの豆ごはん。使う豆は「ぶんど」。

豆だらけの豆ごはんが好き

春になると、食べるのが追い付かなくなるくらいの豆がつぎつぎと実る。種類もたくさん。スナップえんどう、さやえんどう、グリーンピース、そら豆。そして、ぶんど豆。

食べきれない分は冷凍保存もするのだけれど、できればそのまま、すぐに何か調理したい。

スナップえんどうは、ゆでたまま。何もつけなくて、おいしい。
さやえんどうは、軽く炒めてたまごとじ。油あげと一緒に、みそ汁にいれるのもいい。
グリーンピースは、新玉ねぎと一緒に和風だしで炊く。

でも、一番、わたしが食べたいと思うのは豆ごはん。

さやから取り出して食べる豆たちは、豆ごはんにするのが特別に好き。グリーンピースも、そら豆も、ぶんど豆も。全部、豆ごはんがおいしい食べ方だと思ってる。

豆だらけの豆ごはん、作り方

豆がしっかり、ほくっとわかるくらいの炊きあがりが好きだから、今回の分量はいつもどおりの水加減。

豆が軽くつぶれるくらいのやわらかな炊きあがりがいいときは、米1合+豆1合の水加減は2.3合くらい(2合と3合の目盛りを3等分したあたりまで)で炊くのが好み。

※炊飯器の種類や、豆の鮮度(水分量)によっても水加減は変わってくる。お好みをみつけるまで、試してみたい。

つくりかたの覚え書き

豆だらけの豆ごはん

材料:米1合、むいた豆1合、昆布10cmくらい
調味料:酒を大さじ1

  1. 米1合は水でさっとといで炊飯器に入れる
  2. むいた豆1合も、表面を軽く水洗いして炊飯器に入れる。
  3. 酒大さじ1も加えて、炊飯器での水加減は2合のめもりにする(今回は米1合+豆1合だから)
  4. 表面を軽くふいた昆布も炊飯器へ入れる
  5. 30分くらい放置(そのあいだに米が水を吸ってくれる)
  6. 通常の炊飯モードで、炊飯器のスイッチON
  7. 炊きあがれば、かるく全体を混ぜ合わせて10分くらい保温してから食べる

-完成-

豆でおおわれた表面

炊きあがりは豆のいいかおり

このとき使ったぶんど豆は、しっかりと黄色くなるまで熟れた豆を使っている。みどり色した、若いぶんど豆だけで炊くときは、水加減は少し減らす(豆の水分で柔らかくなりすぎるから)

米:豆が1:1のまめごはん。
家でないとなかなか食べられないもの。
ごちそうだ~✨
美味しく、いただきました❤️

 yokoのFaceBook投稿;2019-6-4

ぶんど豆は松山市の地元野菜か

ぶんど豆は、ブンド、ブンドウ、ブンドウ豆、ブンド豆。いろいろな呼び方があるけれど、うちでは「ブンド」と呼んでいた。

ぶんど豆は、グリーンピースのことだといわれるけれど、わたしの知るぶんど豆はブンドである。グリーンピースではない。 地元を離れた親類から「今年もブンドがあるなら送ってほしい」と頼まれるくらいだから、店先にならぶ豆ではないようだ。

青っぽい豆のかおりがあるグリーンピースにくらべて、甘い香りがするブンド。
さやからとりだした豆の表皮はやわらかく、中がほくっとしている。そのまま、あんこにできそうな感じの豆。

ぶんど(文豆)

ブンドが地元の店先に並ぶときや種を取った時には「文豆」と書く。 どうして、その字を当てるのか、知らない。

グリーンピースでもないなら、ブンドの豆はなんという名前の豆なんだろう?
気になってたので、この機会に調べてみた。

ネットでしらべてみた

ブンドはグリーンピースではなくブンドなんだな。食べると、確実に味が違う。別の種類の豆。

同じように考えて、グリーンピースとブンド(文豆)の違いを調べた人はやっぱりいた!
両方をならべて撮影した写真が、その方のブログ記事のなかにあった。
(2020.5月:ブログサービスの終了によって、書かれてあったブログ記事がもうみつからない。残念)

あっちこっち調べてるうちに、文豆は、もしかしたらうすいのコトかも知れん…と思うようになった。

グリーンピースと文豆(生物学)←某さんのYahooブログ記事タイトル

途中で調べるのは止まったみたい。

わたしも紀州うすいは、話にしか聞いたことがない。食べたことも、見たこともないから。同じものであるのか、確証がない。

他にも「ぶんどは緑豆のことである」という記載も見つけた。けれど、「緑豆」としてスーパーで売られている豆は、形が全く違うからブンドではないはず。

毎年つくっているから、知っているかも。母にきいてみた。

種やさんで種を買うとき、種の品種名の説明が袋に書かれてある。それを読めば、ブンドがどんな豆なのかわかるかも、と母にきいてみた。

「季節になったら、種やさんに「文豆」とかかれた封筒がならんで、そこに種が入っている」

種を買うときのおはなしはヒントにならず、結局、ブンドが植物学的に何豆なのかはわからずじまい。どうしても。気になるので。来年の種が出てくるころに、もう少し植物学的に?調べてみたいと思う。

わからないけど、おいしい「ぶんどごはん」

そういえば、京野菜とか鎌倉野菜とか。独自の地域ブランド持った野菜もいろいろあるな。

あの野菜たちも、植物学的に見ればなにかの亜種だったりするのだろうか。それとも、種は同じだけれど、育ちの違いで名前がつくだけなのだろうか。

これで、追跡いったん終了。 わからないことだらけだった。

けれど、これだけはわかってる。

「ぶんど豆ごはんはおいしかった」

田村 洋子

”気配は答え。気配は本物。
気配を感じて、じぶんを生きる。”
*自分の才能や可能性を最大限に発揮するためのプログラム提供
●魂振=意識の周波数を上げる実践のマニア*瞑想と呼吸実践が日課

活動理念:
●見えないものを見える形に ◆笑顔ではなうた、おいしいごはん #じぶんを生きる 自然に生きる

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