何かの「はじまり」に、いつもメガネが壊れる。
まるで、視点を新しくして、もう一度、自分の世界をよく視なさいとでもいうように。
ふと手元に取り上げたメガネのつるがボロッと崩れた。端っこから、ぼろぼろ崩れて短くなった。右耳のうしろが当たる部分も、朽ちたようにこぼれたので部品交換が必要。
このメガネを買ったのは1年ほど前。
突然、メガネフレームが割れて、新しくしたんだったと思い出した。
前回、メガネが壊れたのは、お弟子さん制度の授業1回目の夜。カウンセラー修行を再開するぞと息込んでた気持ちが、頭を突き抜けたみたいにしてつるが割れた。メガネをかけることができない程に壊れた。
そのおかげでメガネのレンズ度数も調整しなおすこととなり、視界のピントがあうことで、世界がくっきり鮮やかになった。
今回の壊れ方、メガネをかけようと思えばかけることはできる。でも、つるが朽ちているから、耳の後ろは落ち着かない。
「見る」ことに集中できない壊れ方をした。このメガネをかけていると、そわそわする。耳の後ろが気になって、目がお留守。
さて。今回のメガネ修理では、レンズ交換をするわけではない。だから、世界がくっきり鮮やかになるような、画期的な違いは起きないだろう。
でも、もし。壊れたメガネが何かを伝えてくれたのだとしたら。
「見る」ことに集中しなさい。目の前に在るものを、じっくりと見なさいとでも、言われているのかな。
*
(ちょうど、新月の前の日だから。新月のメッセージのことを考えていた。だから、以下の話は今回の新月のメッセージを読んでもらうとよりよくわかるかもしれない)
なりたい未来の形も、今年のかなえごとも。全部、その糸口は自分自身の手のなかにある。
けれどまだ、その糸口が暮らしの中でどのように息づいているか、気づけていない部分が大きいのかもしれない。
だから!
「見る」ことに集中しなさい。目の前に在るものを、じっくりと見なさい。
目の端に映るものは見えていても、意識が届かない。ふわっと見ているから、存在を思い出せないこともある。
だから、集中して「見る」。意識して「見る」。そこにあると、確認しながら「見る」。
そして、今じぶんの手の内に在るものを、自覚する。
そうすれば、そこから改めて種が芽吹く。
……ということ考えていた連休明けの、今日でした。
それでは、またね。
カウンセラーでお告げ師 田村洋子でした。
***
自然体のじぶんをどう生きる? 「今」の流れをつかむには??
そのヒントにできそうな内容を月2~3回、レター配信しています
※個人セッションやプログラムの先行案内もレターから
◆ ニュースレターを購読する
感覚を開き、より自然に生きるじぶんになるセッション
>>田村洋子の【セッションを予約】する