おはよう、今日は七夕だ。覚えていたよ、結婚記念日。
一般的に、女性は記念日を覚えているというけれど、我が家は逆。夫のほうが記念日をあれこれ覚えてくれている。
結婚して9年目? 結婚記念日当日に、朝からその日を覚えていたのは初めてなのではないだろうか。
水害が出たり山崩れが出たりしやすい時期だから、仕事に夢中で忘れていることも多かった(防災や環境に関する技術系会社員だったのです)。会社を離れても、旅に出ていて、気づいたら記念日を数日過ぎていたってことも多かった。
それでも、今年は。朝から覚えていたよ!
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今年も、無事に結婚更新。
どうして「結婚」を続けたいか。
これからも一緒に住みたいか。別居しても結婚を続けたいか。
たくさん、選択はでてくるけれど、それでも結婚したままでの同居を続けることになった。
ハグの量をなんとか増やしたいとか。
ふたりの思う「婚姻による利益」の違いとか。
日常の過ごし方への確認があいまいなままだ、とか。
結婚を続けると決めても、野望や不安は残っている。
それでも、社会的な理由、経済的な理由、お互いのありたい形。うにゃうにゃと考えて、これからも1年結婚を続ける。
これからは頭を切り換えて。どうすれば結婚を心地よく続けられるかを、考えながら試してく。
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社会的にみる「結婚」=家族であること。子を産むこと、育てること。名前を変えること。親戚とのつきあい。などなど。
それを続けることへの理解は、わたしの内である程度深まっては来た。
けれど、まだ。わたしのなかでもやもやしているのは、「恋」のこと。
結婚して暮らしを共にしてはいる。パートナーを愛しているけれど、恋してはいない(ような気がする)。
恋の形も、年齢や状況で変わっては来ている。だから、愛していることと、恋していることの重なる部分も、以前とは変わってきているのかもしれない。だから、自分では知らないうちに、パートナーに恋をしているのかもしれない。
けれど、わたしの中で「恋」は家族の外に在る。外で恋をする可能性がまだ消えない。
これを誠実だとみるか、不誠実だと見るか。
法律や社会規範などの社会的な側面から見たならば、「結婚」の外に在る恋は全て不義だ。あってはならないものにされてしまう。
けれど、恋してしまったら、仕方ないよね。それを、気もちだけで止めて日常に戻るか。気持ちのままに、周りを巻き込んでいくかは、本人(と相手)のさじ加減や思い次第。
パートナーひとりだけを思う。何度も、ひとりの相手にコミットする。
その力強さ、美しさにあこがれを持つ。
けれど、
それをできないし、したくないと思っている自分もいる。
だからなのか、毎年、結婚更新の時期になると「結婚」の自由と不自由と、恋の在り方について思い悩む(ちょびっとだけ、ね)。
結婚。
そうおもうとき、あなたは何を思い浮かべる?
どういった結婚をしていたい?
結婚したら、どんな暮らしをしている気がする?
結婚は、恋愛が満ちたその先に在るものではないと、わたしは思う。
結婚は、暮らし。社会や文化の中に溶け込むための、形のひとつだ。だから、恋とは別に結婚があると考えておく方が、現実に「結婚」の形をもちやすい。とわたしは考えている。
恋した相手と結婚する。結婚と恋が同じ相手に向かう。
それが、一般的にのぞまれている結婚なのかもしれない。
けれど、どんな結婚生活をしたいか。どんな家族を作りたいか。
その視点からみて、パートナーを選べるならば。そちらのほうが、結婚が続くのではないかとも思う。
それでも、結婚にはいろいろな形がある。だから、自分にとっての心地よい結婚の在り方を考えたのでいいのではないか。そのうえで、パートナーと話し合って、ふたりの形を作っていくといい。
先日、ZOOMで集まってくれた方々の思う結婚やパートナーとの在り方も、それぞれ、興味深かった(個人的な話が多すぎて、ZOOMで話していたことを書けないのが残念。差し支えなさそうな部分を切り貼りし、後日、書いてみたいとは思ってる)。
いろいろな人の、いろいろなパートナシップの在り方、結婚の形を知って、自分の受け止められる幅を広げて準備しておく。そうすると、より自分オリジナルな形を作り出しやすいように思う。だって、間口を広げておけるから、考え方に柔軟性が出てくる。
わたしも、はじめから「更新制の結婚」しようとしていたわけではない。
更新制の結婚をしていた知人がいたから、それをまねた。一般的に言われる結婚は、1度すればもう十分だと思ってた。
だから、きっと。いろんな「パートナーシップ」「結婚」の形を知れば、自分だけのオリジナルな「パートナシップ」の形を選びやすくなる。パートナーとすりあわせて、お互いの心地よい範囲を突き詰める材料を選びやすくなる。
周りなんて関係なく、ふたりだけのオリジナルな形を作っていければ、パートナーと過ごす時間が長くなっていくのかもしれない。
(ふたりだけの。とは書くけれど、複数でパートナーシップつくる形もある。複数のパートナーシップのことは、また別の機会に)
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