お彼岸のころ。ほんの数日だけSNSから離れてた。Facebookも、X(Twitter)も、スレッズ(Threads)も、インスタ(Instagram)も見ない。そんな時間を過ごしてた。
誰の投稿も見ず、読むのは書籍だけ。かつての自分が考えることを棚上げしていていたメモを考え直したり、整理したりすることを優先。
そうしたら、びっくり。わたしが思っているよりも、スマホを見ていた時間、多くない?
ハッと気づいたら、スマホを見ようとしてる自分がいた……
怖いね。
自分で「触ろう、見よう」と思ってないつもりなのに、勝手に手がスマホを持ってる。アプリを立ち上げ、スマホを見ようとしている。
自分自身で、知らないうちに癖になってしまっていたみたい。そして、その「癖」、強い!
(SNSをやたらとみる癖、改めようっと。時間を決めて触ろうかな。予約投稿だけにするかな。どうやって、SNSとつきあってみようか。考える機会になった。やってみねば、気づかなかったよ)
知らないうちについていた癖に気づいたら、それは変え時。選びなおし時。
*
自分では気づかぬうちに、日常の中へ溶け込んでしまったモノコトは多くある。
いつの間にか、自分自身では知らないうちに癖になってしまってる。
だから、自分自身が変わりたいとき。何かを修正したいとき、回復したいとき。
見直すべきは、「癖」になってしまったモノコトたち。
何を変えれば。何を修正すれば。
自分は回復するんだろう。
自分は、もっと自分の願う何かになれていくんだろう。
変わった先の(あるいは、自分の願いのかなってしまった未来の)自分は、どんな癖を持ってるんだろう。どんな風に感じがちで、どんなたのしさ/おもしろさを感じてるんだろう。
そう思うと、「癖」を見直すのもたのしくなる。
とはいえ、その「癖」は自分では気づきづらいものだから、何かのきっかけで「癖」をみつけたら、それはチャンス(機会)。
今回の、SNSをやたらとみてしまう癖だって、それに気づいたから考え直す機会になった。これから、SNSとどうつきあうか。決めなおすことができた。
感情だって、自分の心だって、同じこと。
感情のふたが開きそう、とか
感情が揺れやすくなっている、とかいうときは
いつもより、感情を拡大してみつめることのできる機会。
気づいたとき、みえてきたとき。それが、自分にとってのチャンス。機会到来!ってこと。
すぐにできそうなことは、すぐに変える。選びなおす。
すぐにできそうにないならば、メモに書き出し、いったん棚上げする。そして、落ち着いたころに見返し対処する。(場合によっては、メモしてみただけで感情の揺れ、落ち着くこともある)
感情が揺れやすい時期、感情が揺れてるなと自覚あるときには、必要以上の無理をしない。
睡眠を多めにとるよう、心がける。
(睡眠は、脳をリフレッシュさせてくれる。自律神経の信号を平常に戻してくれ、潜在意識や記憶などの整理整頓を助けてくれる)
自分にやさしく。身体をいたわることを優先する。
無理をかけねばならぬ時にも、自分のための時間を3分間でいいから持つ。
そうして、揺れてる感情をよく見て。
余裕があるようなら、その感情を感じて。
終わりにすべきものを、終え。
ここまでの自分の功績を認め。
次のはじまりへ向かうための、心の用意をする。
とはいえ、知らないうちの癖は、強い。
改めたつもりでも、またやってしまって落ち込んだり、イラっとしたりするかもしれない。
でも、それも仕方ないよね。ニンゲンだもの……。
あなたは、どんな「癖」にしたい?
気づいたときに、また選びなおせばいい。そうして、繰り返していくうちに「癖」は、新しい「癖」に変えられる。
強い癖は、繰り返すことで強くなった。
だから、知らないうちの癖も、自分の好みのやり方で繰り返せば、新しくて、強い癖に変えられる。強い癖は、習慣になる。ゆきたい未来へ、連れて行ってくれる。
それでは、またね
田村洋子でした
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