とりあえず、手の周りが何とかなっていて、キーボードでの入力できていればいい。メモやノートが書ければいい。
そう思って集中し続けていた気がした。ふと我に返って、自分の座るイスのまわりをみたら、机周りがぐしゃぐしゃになっていた。
ぎょっとした。
いつの間にか、すごいことになっていた。
メモが散乱し、ノートがひらいたままで、ペンが数本転がっている。そして、読みかけの本が数冊あり、その上に腕をのせてキーボードを打っている状態。
足元もすごいことになってる。いったん、脇によけたつもりの本やノートがびらびらと重なっている。
よくこんな状態で、机の前に座り続けていたものだ。
気づいてしまったから、明日は朝から机周りを整えよう。午前中は、部屋中そうじする日にするかな。
*
ひとつに集中する時間。内側をながめる時間。
それも必要だけれど、
まわりを見る時間。外を眺める時間。
それも大切。
ひとつに集中しすぎていると、周りが見えない。目に入っていても、見えていない。
悩んでいる時も、それに似てる状態だ。だから、悩んでいることに気づいたら、外から自分を見つめてみる。もし、仲の良い友人だったら何をしてあげたいか、何と答えてあげたいか考える。
だから、ときどき。休憩をとって遠くをみよう。
あらためて、自分を外からながめよう。
他のやさしい誰かみたいに、自分のことをみてみよう。
聞いてもいいよと思える相手がいたら、自分のことを外から見た様子を教えてもらおう。
そうすれば、自分でも。内へ向く目と外を向く目を切りかえながら過ごしていける。
*
そんなこと、考えていた今夜。
今朝食べた小夏の、黄色い皮をつつきながら、やわらかなグレープフルーツに似たかおりをたのしむ。寝る前に、こころゆるめる。
※レモンやグレープフルーツなど、みかん類の香りは心を穏やかにするという。
寝る前に、くんかくんかと香りをかいで明日に備えて反省。
ちょっと集中しすぎていたかな。
でも、集中のお陰で完成したものもあるし。まあいいか。
明日はきれいに整った机の前に座って、夜にものがかけるように。朝から片づけると決めて、眠る。
***
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