さあ、今からあたま(思考)をおやすみしましょう!!!
そう言ったとして、どれほどの人があたま(思考)の影響を離れられるだろう。たぶん、なかなかあたまを止めることはできないのではなかろうか。
あたま(思考)の影響をはなれ、自分そのものを感じるには、「瞑想」や「身体を動かすこと」がいいという。
瞑想は、あたまを止めて、身体の感覚をとおして自分を意識する。自分の内側を感じ取り、内側からわきあがるものを、自分自身で確認しやすくなる。
身体を動かすことは、動いている身体に意識を向けて、自分をとらえる。身体に入り過ぎている力が程よく整い、自分を身体からとらえやすくなる。
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でも、あたまや思考を止められない。考えるのも好きだから。
自分自身が、もうひとりの自分とはなしをするようにして、心の奥深い場所を探ってみる。あたまの止まっているときの、自分そのものを掘り出していく。
心の奥深い場所を探る方法として、わたしがよくするのは、ノートに書き出しながら、自分とおはなしする方法。または、鏡に映る自分の目をのぞきながら、ぼそぼそとおはなしする方法。
そうすると、誰か他の人と話をしている時のように。身体の中にいるわたしと、文字や鏡の中のわたしとで話ができる。心の奥底の感覚をつかんでくる。
けれど、自分のあたま(思考)がかっちりとはりきっている時。なかなか、心の深い場所と話をしづらい。ノートなどに書き出そうとしても、手が止まってくる。
そんなときは、カードを使う。そして、別の場所から自分と向き合いなおしてみる。
カードを開くときには、思考がはいる隙間はない。
だって、どういう意味を持つカードをひらくか、自分では決められない。「偶然」にたよることになる。
でも、その「偶然」は意味を持って、そこに出てくる。
カードにかかれてあった事がらだけからも、視点は変えられる。そして最近、よく目にしていた言葉、気になっている事がらなど、たくさんの情報もあわせて、意味をみてゆけば、多くの視点を試すことができる。
そのとき、カードは、自分にとっての意味を持ち、偶然が偶然でなくなる。
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情報をより読み解きやすくするために、カードをひらく自分を観察しながら、カードを表に向ける。カードをひらいたその瞬間に、ぱぱっと自分の体の中で起こる反応を確認する。
そして、カードの絵や言葉について考える、感じてみる。
もし、これが意味を持って出てきたカード(言葉、イメージ)だとしたら……わたしは、ここに。どんな意味を見る?
カードの持つ単語やイメージを切り口にして、自分自身とはなしをしていく。
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思考がちな方にこそ、カードをつかって考えてみることをお勧めしたい。
思考がちな方は、自分ごとも考えつきつめることが得意だろう。自分にとっておなじみの視点から離れ、別の視点を見つけられたら、それだけで選択肢や視野は拡がる。
選択肢や視野が広がれば、自分で先に向かって思考を展開していける。網目のように広がる思考の一部に、現実が点で触れた時。網目の中に電気がとおったみたいに、「わかる」ときが現れる。
だから、ひとりで考えてるものが煮詰まりそうになる時に、視点を切り換えるためにカードを使う。カードの言葉を切り口に、自分の内側におきる反応を探る。
このカードは。この内側におきている反応は。
何を、わたしに伝えようとしてくれている?
自分自身に問いかけることで、より深く、自分の内につうじることになる。
開いたカードをながめ、「そこにあるメッセージを読み解くとしたら?」という視点で、自分の内側とおはなしをする。
そうすることで、別視点から、心の奥底に近づき、自分とむきあうことができる。
と、わたしは思っている。
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カード、いいよ。たのしいよ。
考えるきっかけになって面白いよ。
だから、一緒にカードで遊んでみません? って夜の会、やります。
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お申し込み方法と夜の会へのわたしの思いは、こちらのブログごらんください。
★カードを使ってのカウンセリングは「自分とつながる60分」
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