ひとつに決めることが覚悟だとしたら

ひとつに絞って動くには、選んだもの「以外」を捨てる必要がある。そう知っているけれど、わたしは苦手だ。それでも、これだ!と決めるのが、覚悟なのかもしれない。

それは、今日、参加してきたセミナー「カウンセラーが売り込まずに月収30万円を得る営業力講座(このあと、営業力講座と書く事にする)」でいちばん、強く感じ入ったことだ。

年末に、ネタだらけで、ちょっと残念なカウンセラーとして活動し続けようと決心した。でも、どうやっていけば活動し「続ける」ことができるか、よくわからない。セラピストとして活動し始めていたはずなのに、自信を無くして休止をした実績(?)もあるから、なおさら。

だから、営業力講座に出て、カウンセラーとしての活動を続けていくための道筋を理解したい。参加した目的は、そのはずだったのに……終わってみたら、カウンセラーとして本当にあなたはやるの?と覚悟を確認されたように思えた。

カウンセラーとしてやるなら「カウンセラーになる」として、そこに時間も意思も集中させる方が効率がいい。今やっているもののうち、何かをやめるなどして創り出した時間と意思を「カウンセラーになる」ことにむける。それが「カウンセラーになる」という覚悟。

頭ではわかる気がする。でも、心がついてこない。

「普通」にあこがれて自分自身を見失ってきたわたしは、自分と出会いなおし人生をあらためて選択した。今も、自分自身の感情や感覚をとらえなおし、自分自身を癒すことがいちばんの目的で心理学を勉強しているつもり。おかげで、 以前に比べ、ずいぶんとご機嫌で気楽になってきた自覚もある。笑える時間も増えた。

わたしの、その姿や迷ってきた道が実物標本になれるかもしれない。今は迷ってるかもしれないけれど、自分と出会いなおし「しあわせな、これから」を作り上げようとする人たちに、選択肢を広げるための対話を届けられるかもしれない。だから、カウンセラーを再開すると決めたはずなのに、自分はもの書きでありたい気持ちも捨てきれない。

この心の動き。「パートナーを絶対にひとりに決めなければならない」ことが難しいと思っている、わたしの心の動きと似ている。

必ず複数のパートナーを持つ必要があるわけではないけれど、別に複数であってもいいんじゃない、と思っている。 もちろん、ひとりのパートナーを大切にするのもいい。人によって時によって、それぞれ選び方がある。法律的な契約である結婚の制度そのものに疑問を持っているひとりだ。だから、ひとりのパートナーとしか向き合わないとは決められない。同時に複数のパートナーを持つ可能性を、わたしは捨てきれないから。

決めきれない。ひとつにできない。

もし、それが覚悟がたりないことならば。わたしは、まだまだ覚悟ができていなそうだ。

▼ そして、この後日談。

「しなきゃならない」って、追い込まなくていい。完ぺき主義の癖が出て、また自分軸を見失いかけてたのね。

田村 洋子

”気配は答え。気配は本物。
気配を感じて、じぶんを生きる。”
*自分の才能や可能性を最大限に発揮するためのプログラム提供
●魂振=意識の周波数を上げる実践のマニア*瞑想と呼吸実践が日課

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