「ありがとう」もいいけれど、「おめでとう」もいいよね。
……突然、なんのこと?って感じなのだが、しばし、お付き合いください。
月末に、今月の「ありがとう」を数える感謝のワークを続けている。で、その「ありがとう」をせっかくだから、どこかの寺社や景色のいい場所へいって「ありがとー!」と心でさけぶ(場合によっては、声を出してさけぶ)のをたのしんでる。
今月も「ありがとー!」をさけんだあとに遠回りして、帰りの駅に向かう途中。
菊祭りをしていると、張り紙を見つけた。で、行ってみたら神社の境内に、たくさんの菊の花。
ほんと、たくさん! 香りが雨でもわかるくらい、たくさんの菊の花。
小学校や会社、地域グループなどでたくさんの方が育てていた鉢植えを、一堂に集めたような感じ。
細かな雨が降っていたから、建物に近い側を歩きつつ。
これもいいね、あちらもきれいねと、菊の花を見ていると、そこに花嫁さんがやってきた!
菊の花の薫る、細かな雨の中。傘をさしかけられて、ゆっくり進む。
ほんとうにきれいで、ほんとうに嬉しそうで。
周りにいる人たちも、嬉しそうで。
つい、声をかけた。
「おめでとうございます」
つと、顔を上げた花嫁さん。緊張していた笑顔が、ふっとほどけて笑って。それが、とってもきれいで。嬉しそうに見えて。わたしも、嬉しく笑顔になった。
「ありがとうございます」と口々に、周りの人からの声も出て。そのひとつひとつに「おめでとうございます」を返して。「おめでとう」と「ありがとう」とを、お互いに言いあううちに、ちょっと冷たく感じた雨の気配が遠のいた。
嬉しい気持ちを分け合うと、ふふふ。と笑顔が広がるんだ。心も、あったかになった。
「ありがとう」もいいけれど、「おめでとう」もいいよね。誰かと、分け合うって、こんなにたのしくなれるのね。
「ありがとう」は、そのときの自分から相手にエネルギーを手渡して、そこで区切りがあるように感じる。
「おめでとう」は、自分から相手に手渡したエネルギーが、お互いにキャッチボールするうちに軽くふくらんでいくように感じた。
お祝いできる、この、嬉しさ。
いいね。誰かに「おめでとう」と言える機会。「おめでとう」を伝えた自分の心も踊り出す。
そして、思った。
「おめでとう」を伝える機会、増やそう。
気分を分け合ったり、一緒に体験したりする機会、増やそう。
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「ありがとう」もいいけど「おめでとう」もいいね。
田村洋子でした
*このブログは、Instagramでの投稿を別視点で編集したものです