今を変えるには、少しから変えて大きく変わる

最近も、おもしろい日々を過ごしてて、満足しているんだけれども、なんか、ちょっと違うって気がして。ふと思い立ち、普段は行かない場所へ行ってみた。ついでに、いつも、頼りがちになるスマホも封印。

いつもの、知ってる場所ではないから、ついつい地図アプリを見て現在地確認したり、検索したりしたくなる。
でも、そこは、ぐっと我慢。

地図を見たくなったら、街中に立っている案内図を探せばいい。観光客の多いエリアだったら案内所だってあるだろう。スマホはかばんにしまいこんで、がしがし、歩く。

そうしたら、ふわっと世界がほどけて、広くなった！
物理的にも広く感じられるし、人と人の温度を感じる距離も広がった。

街なかにある案内図を見ていたら、案内図を見ようとする人が隣にやってきて、そこからはじまる会話がある。観光案内所の案内人さんや、ふらっと入ったお店の店員さんとも、ちょいとひとこと、はなしがはじまる。

同じモノを見て、今、感じてる何かを、お互いに分かち合おうと関わっていく。
そのおもしろさを、感じる。

がしがし、歩いていただけのつもりだったけれど。スマホを気にせず歩いていたら、いつもより多くの気配が周りにあると感じ取れる。

１ブロックむこうの路地でお祭りを準備してそうなにぎわいが感じられたり、ビルの隙間でにふわっととおる風が美味しそうな匂いを運んで来たり。気持ちいいなと顔を遠くに向けたら、同じように気持ちいいなと空を見てる人と目が合って、にっこりしたり。

スマホで調べて、実際にある世界をわかったつもりになって。目的地へまっしぐらに向かったり、スマホの中にいる”文字の人間たち”とはなしたりしていただけだったみたい。

現実は、目の前で、実際に触れられる。何かを感じて、何かを思って、それを誰かと分け合うことで、にっこり、あったかな心地になった。

これ。いつもと同じような行動をしてたら、気づけなかった！

今を変えたいなと思うなら、これまでとはちょっと違う何かをやってみるといい。同じことをするにしても順序を入れ替えるとか……小さな、違う何かをはじめてみる。

いつもは行かない場所に行ってみるとか。
スマホをしまって周りの世界を感じるとか。
帰り道、ちょっと違う道とおるとか。

そしたら、ちょっと世界線が動く。今とは違う方向へ向かう（かもしれない）

だから、今を変えるには、少しから変えて大きく変わる。
自分が変わりたいと思う時は、何かを変えてみる。ちょぴっとだけ、変えてみる。

ちょっとだけなら、ゲームをしているみたいに、あそびの延長で変えられる。お試しは、かんたんにできるから、ちょっとやってみる。

少しだから、自分の変化がすぐわかるし、変化にも気づきやすい。

確かに変化しているねと自覚できれば、いつのまにか、未来の向きが大きく変わる。

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それでは、またね
田村洋子でした

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