「仲間」「友人」といった言葉に、ざわざわするみなさま。そして、ココロノマルシェにご相談くださったのりきさんへ向けて、「人が怖い」という思いを心の根っこに持っているわたし田村洋子から返事をお届けします。
【ココロノマルシェ】にいただいたご相談へのお返事です。
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仲間や友人を大切にしたいから、悩む
「仲間」や「友人」という言葉に心がざわめく方々は、「人が好き」な方が多いように感じています。人のことが好きだから、その「人」を大切に扱いたい思いが強くなる。「人と付き合うには、こうあらねば」という高い理想を持っているようにも思います。
マイペースで。自分軸で。
人を大切に扱いたいと高い理想を持つ分、そこに届かない(と感じる)自分自身を責めたり、ちっぽけな自分にイラだったりする。
全然、ちっぽけじゃないよ。自分を責めなくていいよ。
そのままの形の自分で。
自分は何を思ったか。自分はどうしたいか。自分自身で知って。
マイペースで世界と関わってみるのは、どうだろうか。
もしかしたら、はじめはマイペースに慣れないかもしれない。だから練習する。はじめは一人ずつを相手に練習することで、仲が良くなれた人が一人ひとりと増えてゆき、いつの間にか「仲間」ができていた……みたいな感じだと思ってる。
できるように。できる分を。
ひとりずつを相手にして、少しの時間ずつ、自分の人づきあいの癖を確認しながら、慣らしてもいいだろうし。自分のペースでこちらから相手に近づいてみて、程よい距離を探るのもいいかもしれない。
仲間や友人になりたいのに、どうもうまくできない。
自分に腹が立つこともある。うまくできない自分に悲しくなることもある。
仲間や友人になっても、すぐにはじかれてしまうような気がする(自分から、仲間の輪から離れてしまう)。
それでもまた調子が戻り気分が上向いてきたと感じられたら、改めて自分から近づいてみる。で、また近づきすぎてびっくりして飛びのいたりすることもあるけど、ゆらゆらと「こんな感じかな」と試しながら、お互いの程よさを探る。
今の自分ができるやり方で、できるように。できる分だけ。人と関わってみる。
練習すればなんとかなるなら、きっとそのうち、もっと上手に人づきあいもできるようになる。(と信じる)
人づきあいの練習しながら自分を見つめる
のりきさんは「根本先生のお弟子さん制度を検討してました」とのこと。それなら、やっちゃいませんか。もう申込んじゃう。申し込んで参加してしまえば、もう行動するしかないので。そこで、がんばってみると決めてみる。
やるうちになんとかなる
今、自分のことを振り返ってみると。弟子講座を受けている期間は、心置きなく人づきあいの練習ができたように思う。人が怖いわたし自身もちょっと出ししながら、自分の内を観察しながら、周りの人とのかかわり方を練習できる場だったし、自分軸のトレーニングにもなった。
また、人づきあいをする中でわたしが人から離れたくなる理由のひとつに、人への嫉妬心や競争心があってね。その嫉妬心などを体感しながら観察できたおかげで、対処の道が見えはじめたようにも思っている。そして、成長の幅がぐんとひろがった。
いずれ「仲間」になると決める
お弟子講座をうけている期間は、自分の内側をみつめたり、他の同期のお弟子さん達と話をしたりして、気づいていくことの多い時間でした。
仲間になって宿題をするわけではなく、宿題をしていくうちに仲間になっていた感じです(わたしの場合)。突然「仲間」になったのではなく、1人ずつ話せる人を増やしていった(増えていった)。
「「仲間と宿題を行う」という所が引っかか」ていても、はじめてみる。
そして、
これから仲間になると決めてみるのはどうでしょう。
のりきさんが恐れを持つように、他の方も恐れを持っています。
内容はそれぞれに違うかもしれないけれど。
お互いがお互いの持っている恐れを共有してみる。
わたしは、こんなことが怖いと感じているよ。と、それぞれの恐れについて一緒になって考えていくことで、恐れを超える力も湧いてくるし、よさげな案も思いつくかもしれない。
だから、今、のりきさんが持つ「フェードアウトしてしまう」かもしれないといった恐れも。
同期の人たちと、自分自身の恐れを共有する。自分自身から逃げないと決める。そして、その恐れを感じている自分の心をみつめてみる。
そうするうちに、乗り越えていけるようにわたしは思います。
人の心は揺れ動く
けれど、一度。自分の恐れを乗り越えたからと言って、友達コンプレックスがまったくなくなる(ゼロになる)わけではありません。
人の気分は揺れるモノ。
調子が良いときは、友達コンプレックスが全く感じられなくなったと実感するときもあるだろうし。
気分が落ちている時は、友達コンプレックスをとっても強く感じて、気落ちすることもあるかもしれません。
友達コンプレックスを強く感じる自分も、感じていないように思える自分も。
どちらの自分も、どんな自分も。
揺れ動いているままに、まあいいかと受け入れる。
そうできたら、今後もさらに楽しく過ごしていけるように思います。
今後をさらに楽しくするヒントは
> 今後をさらに楽しく生きるヒントをいただけないでしょうか。
今後のことを、一番、知っているのは、すでに楽しく生きている未来ののりきさんです。だから、未来ののりきさん自身に聞いてみましょう。
さらに楽しく生きている、未来ののりきさんがいるとしてインタビューしてみます。
- その未来ののりきさんは、今から何年後ののりきさんですか?
- その未来で、どんな暮らしをしていますか?
- 何があったから、さらに楽しく生きていると実感するようになりました?
お気に入りのノートに手書きで。未来ののりきさんから聞いたヒントを書き出してみましょう。そこに、たくさんのヒントが詰まっています。
人づきあいや仲間のことを聞いてもいいかもしれません。
どうやって「仲間」といえる人たちと出会ったの?
仲間と、どんな感じに付き合っているの?
どんな頻度で仲間と会っている? 何を話していることが多い?
などなど。
そして、もし、ご自身でうまくできないと感じるようならば、他のカウンセラーさんの手を借りてもいいと思っています。「ライフワーク」や「ビジョン」をみつめる問いかけをすることで、より具体的にご自身の向かいたいと思っている世界が見えてくると、わたしは思っています。
わたし田村洋子の個人セッションでも、のりきさんと一緒に「さらに楽しく生きる」ヒントを形にしていけると思います(現状確認に90分、およそ一月後に宿題やってもらって60分。でヒントは形にできるのではと、このご相談文を読む感じでは思っています。お待ちしています。→個人セッション予約フォームを開く。)
愛が大きい人だから
のりきさんのご相談文を読んで感じるとは、とっても情の深い方だなということ。
ご自身の持つ愛の力がとっても強いから、その力の出しかたに戸惑っているような印象をうけます。
愛の力が強いからこそ、その強さを恐れている。あるいは、他や周りから見て異質だとご自身が感じていて表現に戸惑っている。
だから、「怖い」のではないか。
のりきさんご自身の持つ、その愛を。
どうやって世界に表していこうか、どうやって受け取ってもらおうか。
のりきさんは人のことが好きで、ご自身が優しすぎるから。自分より人を優先してしまい、ご自分の心とのバランスをとりづらくなり、離れたくなるのかもしれない。
でもマイペースで。周りと比べることなく、まずはご自身の思うままに、その大きな愛を世界へ表すと決める。
自分で自分をしばる枠を外す
また「仲間」について、こうあるべきだといった概念がのりきさんをしばっているようにも感じました。
「仲間」とは、どんな状態? どんな様子の人たちと関わること?
人によって言葉の定義づけ(概念、ビリーフ)は違ってきます。だから、自分自身が「仲間」とはどんなものだと思っているか、一度確認してみると「怖い」を乗り越えるヒントがあるようにも思います。
ご自分で「仲間とは〇〇である」といくつも知ることで、ご自身の持つ概念で作った枠組みは解けてゆきます。
自分で自分の枠を外して。自身の持っている愛を、大きく広くのびのびと巡らせていく。すると、よりじぶんそのものを生きることになり、よりたのしく過ごせるようになると、わたしは思っています。
のりきさんご自身の愛を、こころおきなく表現できますように。時には仲間たちとも楽しく過ごせていると実感できますようにと願っています。
祈
●友人や仲間を好きすぎるから。用心深く、人嫌いのふりをする(わたしのこと、参考になれば)。
田村洋子の個人セッションでは、おはなしした最後に「おみくじ言葉」としてカードをひいています。同じように、こちらでもカードをひいてみました。こころのヒントになれば嬉しや。
★おみくじ言葉:カードからのメッセージ
自分でつくりだした囚われから抜けだす。自分をあきらめない。そのうえで、もう一度、自分自身の気持ちを確認することで、未来をひらく。
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(ご相談全文)
こんにちは。初めて質問させていただきます。私は根本先生のお弟子さん制度を検討してましたが、概要を読みすすめる程に心がざわつき、現在は保留中です。特に「仲間と宿題を行う」という所が引っかかり、既にひとり苦しくなってます。
今の私では頑張って入っても(入れても)高確率で途中で気後れしてフェードアウトしてしまうと思います。
私が根本先生の弟子になる、ならないは別として、心からなりたい!と思えた時に私はこのような心境をどのように乗り越えればいいのでしょうか?
今までも最初頑張って輪に入っても結局しんどくなって音信不通にしてしまうということを何回かしました。所謂、素の自分をさらけ出せないから苦しくなってしまうんだと思います。
例えば、輪に入るきっかけをくれた友達はいいとしても、その友達の周り人達の目が気になったり、後から入った人が輪の中で馴染んでいると疎外感を感じてしまいます。話しかけてくれる人がいても「無理させてしまった」という気持ちが生まれてしまい、心から楽しめません。
今32歳ですが、私には気楽に連絡をとる友達がいません。学生時代から同性とのトラブルがあることが多かった気がします。気が合う友達ができる度に「この子が私の親友になる人なのかも!」みたいな、イケメンにつきまとう自称彼女状態になってしまい、煙たがれフェードアウトされてるという経験が何回かあります。
割りと最近まで友達がいないことが恥に思っていましたが、最近は良い意味でちょっとどうでもよいと思えるようになりました。複数名と会うより一対一が向いているんだなと思うし、いつか友達ができたらいいな(でもいつでもいいや)というスタンスです。なので、友達コンプレックスに対してあまり気にしなくなったつもりでいましたが、お弟子さん制度で思いが甦りつつあります。
根本センセはもちろん、そのお弟子さん達もさぞ輝いていて、さぞデキる方々なんだろうな…。始める前から完全に気後れしています。どうか私の存在を知らないまま生を終えてほしい位の勢いです。とかなんとかいいつつ結局私の胸の内を垂れ流しにしているんですけど…。
心の中に何かしらのトラウマやらブロックやらあるのは感じますが、うまく客観視できません。どうか、今後をさらに楽しく生きるヒントをいただけないでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。
(のりきさんからのご相談)
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