「自己肯定感が高い」とは、どんなようす?

「自己肯定感を高くしたい」という望みが出て来た、その時にはなんとなく、自分自身の自己肯定感は「低くなっている」。心の奥の部分で「自己肯定感の低さを感じた」から「高くしたい」と望みが出て来る。

自己肯定感が低い(下がって来た)。
そう感じるときは、凹んでいる自分をいまいち受け止めきれていない時。もっともっと、何かしら大きなものになりたいのに、気分がそこへ近づけなくて焦りが出ている時。今や昔の何かで自分自身にきゅっと鎖をかけているような時。などなど。

自分が、自分そのままでいるのでは申し訳ないような。足りないような。
今の自分でいてはいけないような。
そんな気分になってきて、自分自身を知らず責めている。責めていることに気づかずに不安をただ感じていることもあるかもしれない。

でも、その自分を責めている感じや不安な感じを、なんとかして上向き気分に持って行こうと踏ん張るのではなく。
「今は、自分を責めているんだな。不安なんだな」と見つめてみる。

見つめてみる。
ただ見る。

それは、難しいことも多い。気分が悪い感覚を見つめるのは、見たくないよと思っている自分の心と向き合うことになるから。

だから、そのあたりはノートなど紙に手書きして、ぐるぐると書き出していくことがいいのではないかと思っている。

今、の私の不安。
どうして、不安? どんな不安?

単語でどんどんと書き出していく。

脈絡がない言葉が続いてもいい、突拍子のない言葉が出てきたっていい。
自分の中に浮かんできたものを言葉にして、取り出してみる。

言葉にならない時は、大声出しても大丈夫そうなところで「ぐわあっ」と叫んでみる。叫びで、その不安を表してみる。

大きな声を出してみたら、大きくて扱いづらそうに思えた不安も、取扱いに程よい大きさになって来て。書き出してみたり、みつめてみたり、できるようになるかもしれない。

もうちょっと、身体の感覚も使ってみるなら、身体の中のどのあたりに「不安」がつまっている(ように感じる)のか、じぶんの身体に聞いてみたっていい。

不安の感じは、身体のどのあたりに詰まっている?

身体の中に不安の感触を見つけたら、その感触をそっと目の前に取り出してみる。
取り出した感触に名前を付けて、キャラクター化してみる。
そして、そのキャラクターとわたしとで、おはなしをしてみる。

そのときの自分に合ったやり方で。今の自分のようすを、自覚する。

凹んでいても、自分。
ご機嫌でいても、自分。

ずっと、のぺっと。まっすぐに。
安定して同じ気分が続くことは、ない。

だって、揺れ動くのが「自然」だから。
揺れ動いている自分は、自然な自分。凹んでもご機嫌でも、自然な、そのままの自分。

今日は揺れてるな。と落ち着いて眺めていけるようになっていたら、それが「自己肯定感が高い」ようすだと、わたしは思っている。

腫れたり曇ったり、のびてみる。

さて、来週の土曜。内輪向けのミニ講座にて「自己肯定感」をテーマにはなしをするのだが。かつて自分がやって来た環境調査の報告会のように、きちりと整えた状態にはできそうもない。

現状、感覚派の自分でもおもしろがって参加できそうな講座にするには、どうしたもんかと悩んでみている。資料を作ったり、進行を調整したりしながら、あと1週間。

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田村 洋子

”気配は答え。気配は本物。
気配を感じて、じぶんを生きる。”
*自分の才能や可能性を最大限に発揮するためのプログラム提供
●魂振=意識の周波数を上げる実践のマニア*瞑想と呼吸実践が日課

活動理念:
●見えないものを見える形に ◆笑顔ではなうた、おいしいごはん #じぶんを生きる 自然に生きる

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