年度のはじまり、四月一日に。いつものようにお礼参り。外からの言葉を通して、自分を眺めようかとおみくじも、ひとつ。手元に残して、今日を始める。
身軽になってその先をみつめる4月
四月一日は、衣、あらたまるとき。冬の衣から綿を抜いて、身軽に始まる日。だから「四月一日」とかいて「わたぬき」とよませることもある。
綿は意外と重さがある。その綿を抜いた衣に着替えたときは、どれほど身体が軽くなったと感じたことだろう。
身体が軽くなると、心も浮き立つ。いつもは足元しっかりと「今」の自分を眺めるけれど……身軽になったと浮き立つ心のままに、いつもよりごきげんな様子の中で、自分のその先をながめてみよう。
年度のはじまり、春のはじまり。身軽に過ごす今日は、少し先を見ておきたい。
1年後の春を迎えたその時に。
わたしは、どんな風に笑っているだろう?
何を見て喜んでいて、誰と一緒にそこにいる?
「そこ」はどんな場所だろう。
景色を頭の中に思い浮かべて、来年の「わたし」の笑顔をながめる。3年後の「わたし」の笑顔を眺める。
思い浮かべた、来年の、3年後の「わたし」。
どれくらい、はっきりとした像で、あなたの頭の中で笑っている?
来年や3年後の「わたし」とハグができるほどに、くっきり、しっかり、思い浮かべて。
これからの「わたし」は、その「わたし」へ向けて、会いに行く。
今月は、どんな設定で過ごしましょう??
なにをしてみましょう、どのように過ごしましょう?
次のついたちまでに、どんな結果を得ると決めますか??
自分の「好き」と「嫌い」を抱きしめて
先月は「わるい、いやだ。いまいち」に踏みこむまいと過ごしてみた月。
自分が何を嫌だと思っていて、そのことをやめてゆけば、自分の「好き」がより浮かび上がる。
わたしは、これだと進んで行ける。
お陰で、自分の「好き」を実感しました。やりたいこと、届けたいものもみえる。目がついていた場所がくるんと、また動き始めたみたい。
心が揺れている時につい、やってしまう行動も改めて自覚した。だから、次は早めに。心が揺れる一歩も二歩も手前で、平らな自分へ戻って行けそう。
冬もたくさん、ありがとうございました。まだ、新しい「自分」に戸惑って、うまく動けないこともある。それでも、そんな自分がたのしくて、おもしろい。
身体が慣れなくて、ぎしぎし、身体がきしんだり、頭が重くなったりすることもあるけれど。新しいことへの不安で、自分をぎゅっと押し込むこともあるけれど。
それでも、自分が「嫌ってきたわたし」も、ここにいていいよと抱きしめながら。
会いに来てくれた人たち、一緒に過ごしてくれる人達や、
会いたい人たち、一緒に過ごしたい人達と。
ごきげんに、笑顔ではなうた。やっていきます。
身軽になったこの春に思い浮かべることは、今よりも軽く過ごしている「わたし」の姿。
来年や3年後の先にいる「わたし」は、きっと笑ってる。
より過ごしやすい景色の中で、笑ってる。
この先に居る「笑っているわたし」と。自分の近くに居てくれる誰かの顔と。
それらを思い出せたなら、最高。
お告げ師 田村洋子でした。
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