考えることの大好きなカンガエルノスキー（考えるの好きー）さんは、いつも何かの理由を探す。自分自身のことを分析する。
そうして、理由を見つけたら、どうなると思う？
自分を分析して、その結果を知って、どうしたい？
……何か、自分なりのわけがあってはじめたはずの理由探しや分析なのに。考えているうちにだんだん、考え始めたきっかけ・はじまりを忘れてしまう。
考えたり、理由を探したり、分析していることは、おもしろいから。
そうして、考えの深みにはまり、自分の内側に沈む。
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自分の内側に沈むようすは。まるで、縮んでいく箱に自分からはまり込むのに似ている。
箱の中に入った理由は、箱の中にある何かを拾いに入っただけだったかもしれない。
けれど、箱の中には複雑でおもしろい絵が描かれてあって。その絵を眺めるうちに、どうしてその箱に入ったかを忘れてしまう。
だんだんと時間と共に、その箱はどんどんと縮んでいって。
それなりの大きさがあったはずだった箱が、ふと気づいたらじぶんの身体がぎりぎり入るくらいの箱になってしまっている。ぎゅうっと閉じこめられて、身動きが取れない。
身動き取れず、重くしんどい感覚の中で、箱からどうやって出ようかと考える。
（考えるの好きーさんだからね。脱出方法も考えてしまうの）
考えているうちに、まだまだ箱が小さくなって、自分の息が苦しくなっていく。身体が重くしんどくなる。
そんな様子が、考えるの好きな人の悩み方ではなかろうかとわたしは思っている。
だって、自分で悩んで動けなくなっているとなかなか気づけないし。気づいても次のことを考え始めて、なかなか動くことを思いつけないの。
「箱から出たい」と思ったなら、箱から出るために
なにかしらの行動をとる必要がある。
＊
箱に閉じこめられたなら。
どうやって、その箱から抜け出す？
箱から抜け出す方法は、あれこれ思いつくかもしれない。
けれど、自分から出るか、外にいる誰かに出してもらうか。
そのどちらかになるように、わたしは思っている。
自分から出るには、どうしよう。
自分で箱を壊す？
外にいる誰かに出してもらうには、どうしよう。
箱から出してと叫んでみる？
箱の中で暴れて、気づいてもらう？
どちらにしても、
自分が行動しないと箱からは出られない。
だから、なのです。
考えるの好きな人にはあえて、どう行動するかを「考えて」もらう。
行動についてシミュレーションしてもらう、妄想してもらう。
そして、
これなら自分でもやれる！と思える行動をみつけだしてもらう。
「妄想をたくさんするといいよ」と伝えるのは、自分が取れる行動を自分で見つけてもらうため。
「自分がなりたい姿」をみて、自分の未来の目的地を設定してやると、箱からぽろんと出られるときも多いから。
「自分がなりたい姿」を自分で知っておく。
……そうやっていけば、考えることが大好きなカンガエルノスキーさんも。
お困りごとや悩みの箱から抜け出ることができる。
いつの間にか、なりたかった自分になっていて、次の「なりたい」を探しているかもよ。
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あなたはいかがですか？
考えることが大好きな、カンガエルノスキーの一族？？
わたしは、カンガエルノスキーの一族。
ひとり過ごしている時は、たくさんたくさん。自分流で考えている。
考えることが大好きな方は、たぶん、ひとりのときにたくさん研究し尽くしている。自分で悩みの箱から出ようと暴れてみている。と思うから。
一緒にセッション（おはなし）をしている時には、あえて。日常とは違うやり方をやってみませんか。外にいる人の手を借りて、箱から抜け出してみませんか。
そんな気持ちで、個人セッションをしています。
考えることが大好きだと、言葉を見つけておはなしするのは苦手に思うかもしれません。
おはなしするのが苦手な方も大歓迎。
ひとつひとつ、わたしから質問したり。コーチング系や心理学系のカードやオラクルカードなどを使ったり。考えを表現する過程をお手伝いします。
おはなし好きさんは、ちょっとゆっくりめに。自分の内にある言葉の流れを、ひとつずつ確認してみましょ。そうすれば、自分で考えていくときのポイントが見えてくる。行動を確認するヒントが自分でつかめていく。
⇒個人セッションを予約する
（３月後半が公開前に残１．気になる方は３月前半をオススメ）
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先日のイベント（5counselors 1day workshop）のときに伝えたかった「未来への妄想力」のはなしは、この記事です。
わたしも、考えるの好きーさんだから、心がけている内容。
何かヒントになれば、嬉し。
それでは、またね。
カウンセラーでお告げ師 田村洋子でした。
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