やってみたいと思っているはずなのに動けない。進もうとすると、足が止まる。
ずっとかなえたかった夢だったり、こうしたら幸せになれる(はずだ)と思っていたりするものほど、動けなくなることが多い、私。
どうして、そうなっているのかな。
その答え。ひとつ、みつけた。
動けないと思っている私は、はじめから、うまくやろうと思いすぎていたみたい。
「失敗するかも」の気持ちより、「やりたい」気持ちに目を向けて、とにかくやる。
カウンセラー根本さん(師匠)とジュンコさんのYoutubeライブ配信の現場を見に行って来て、その時、気づいた。
うまくできないなら、何かをはじめる価値がない。そう思い込んでしまう完璧主義の罠にがっちりと、またはまりこんでいた私。正解や正しさを自分の外に在る基準からはかろうとしている時に、わりと出て来る心の動きに、またはまりこんでいた。
*
今回のライブ配信は、機材トラブルで一度はじまったはずのライブが途切れて、改めて始めた。(事前に機材テストをしていても、突然、トラブルが起きるととっても驚くし、慌てる)。ぱきっと鮮やかにはじまり、きりっと終わる、成功した(?)ライブ配信を見学するだろうと思っていたけれど、乱れた様子を見学することになった。
乱れたけれど、機材チェックをして立て直して、いつものようにライブ配信が始まり、成功のうちに終わった。
乱れても失敗しても、それでも続ける。うまくできない瞬間があったとしても、最後には成功させる。全体をみたならば「成功」といえるまでのものに作るぞという意欲。お客さん達に声を届けるという決意。
どれだけ準備をしても、不具合起きることはある。失敗っぽい瞬間は出るときもある。
それでも、やる。
その繰り返しで、今の姿になっているふたり。
あれほど、配信に慣れているように見える師匠も。人前で話すことを平然とできている(ように見える)ジュンコカウンセラーも。
カメラの前で話すのがはじめてだった時はあった。それでも、失敗を心配する気持ちより、はじめたい気持ちに自分の視線を向けて、はじめたのだとおもう。
「どうして、そんなに。平然とカメラの前で話ができるのですか」と聞いてみた。
「場慣れすること。これまで、何度も話をしてきたからね」との答え。
もしかしたら、失敗したなと落ち込んだ時もあったかもしれない。それでも、何回も繰り返して人やカメラの前に立って、はなしてきて。失敗やトラブルがあったとしても、また、やり直して。繰り返して、人やカメラの前で話をする。
だから、配信に慣れるし、人前で平然と話すことができる。
回数を増やす。とにかく、何度も繰り返す。何度もやってみる。
一度やってみるたび、「次はもうちょっと、この部分をよくしたい」ということ考えながら、また次に取り組む。
そうなんだ、それしかないのか……。
うまくやろうとするから、足が止まる。結果がどうなるかは気にしないようにして、自分なりの精度を求めていく。繰り返して場慣れして、その結果「うまくいく」。
魔法みたいに、ぱっとできるようになる! そんな、やり方はないようです。
だったら、今。これからのわたしは何ができるかな。とりあえず、はじめてみる。
失敗よりも「やりたい」気持ちに目を向ける。
やってみて、慣れる。
そうすれば、きっといつか、花開く。
夢に近づく/ライフワークが実現するのが、怖いから、動けなくなることもある……
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