伝えたい言葉をふりかえって伝えるときも、主語は「わたし」

本当は、こんな風に言いたかったのに……。
ひとり、あとから振り返り、伝えたかった言葉が見つかるときがある。

ふり返ってみつけた言葉は、できるだけ早めに伝えよう。後に行けば行くほど、自分の不安や期待で飾り立てられて、本来伝えたかったはずのエネルギーがふにょっと芯を失うことになる。

だから。
伝えたかったことが自分の中に残っていたと気づいたら、まず。そのまま、まとまりないままで伝えてみよう。まとまりのない状態である、今の様子を伝えてみよう。主語は「わたし」で。

そこから、お互いの間に在る色合いに変化が出る、かもしれない。

「本当は〇〇と彼に伝えたかったのに、目の前では恥ずかし過ぎて言えなくて。次のデートの時にでも、その時に思ったことを伝えたいと思ってます。どう伝えたら、伝わる気がしますか」

ー そのまま、言ったのでいいんじゃない?
恥ずかし過ぎて目の前では言葉にできなかったことも、伝えるし。
何を感じていたかも、伝えればいい。

「うまく伝えたいと思うけれど、何と伝えたらいいか。言葉をみつけられなくて……」

もっと、喜んでもらえるように言葉を伝えたい。
言葉を聞いて、彼に喜んでもらいたい。笑った顔が見たい。……と思えば思うほど、言葉が見つからなくなったことも、正直に伝えていいと、わたしは思う。

言葉をたくさん、選んで探しただけ、もっと自分を好きになって欲しいと思ってしまう。と、ため息をついていたあなた自身のことを、そのまま伝えてもいいんじゃないかな。だって、そのため息がかわいらしいとわたしは思ったから。

それにね。伝えたい言葉を、じいっと。自分の内側で探り続けると、「こんな返事をしてくれるんじゃないか」と相手の言葉を勝手に思い浮かべて、想像の中で会話を幾通りも作り出してしまう。

もしかしたら、相手はわたしのいうことを受け入れてくれないかもしれない、と勝手に不安が膨らむ。わたしの言葉を聞いて、こんな風に感じてくれるとわたしは嬉しいんだけれどな、と気づかないうちに相手に過剰な期待してしまう。

そこで生まれた不安や期待は、もともとに伝えたかったはずの気持ちをいつのまにか押しつぶして、行き先が迷子のエネルギーを生み出したり、重みあり過ぎの不穏な言葉を生み出したりする。

だから、後から言葉を伝えるときはできるだけ。言葉を伝えたかったその時の感情、そのままを伝えるように心がける。

「わたしは、あの時。〇〇だったよ。○○と思ったよ」と。
主語を「わたし」にして、言葉を探すと伝えやすくなる

そして、その時のことをひとつひとつ。思い出してもらいながら、彼女とふたりで言葉を探した。質問や確認を繰り返す中で、彼に伝えたい言葉を、彼女自身でつかまえた。

「これで、安心して週末のデートに向かえそう」

ものすごい笑顔になって、ノートを閉じた彼女を見て、わたしも笑顔になった。

がんばれ。たのしいデートになるといいね。彼と一緒に居るときに、気もちを伝えられるといいね。

そんなおはなしをした60分の帰り際、突然、彼女が立ち止まる。

「週末に会うまで緊張に耐え切れないし、せっかく今すぐやる気になっているから、メッセージを送ってみます」と、わたしの目の前で、彼に宛ててLINEでメッセージを送り始めた。百面相をしながら、目の前でLINEひらいている彼女をにこやかに見守った。

夜になってから、彼女から連絡が入った。
「あのあと、彼とおはなし、できました」

先日に伝えたかった気持ちを、短めのメッセージにしてLINEでぽつぽつ。彼に送ったことで、話す機会ができ、声を聴いて気持ちも落ち着いたらしい。

いきなり通話で話すと緊張するならば、「短めに書く」を意識してメッセージを送る方が、より相手に伝えやすいようだ。

できれば。そのときに感じたことを、その場で言葉にするほうが、言葉の中にある感情も温度も。より相手に伝わるのだろうけれど……それは、これから心がけていく、ということで。

午前中に会ってはなしをしたとき。もやもやはらはらしていた彼女から、一転。はずむようなメッセージとスタンプが送られてきて、わたしはにんまりとする。

※今日のこと。相談内容を含めて書いていいですよと、彼女より許可をいただいています。ありがとうございました。

ひとつ、ひとつ。自分のままに。

このしばらくのご予約では、「なりたいわたしになるため作戦会議」「自分のもってる価値観を知って別の世界を見に行きたい(ご相談)」の割合多めなおはなしの時間(ご相談・鑑定)が続いていた。

今日は久しぶりに恋愛系のご相談をいただき、わたしもどきどき。

わたし自身、恋愛はいつも迷子だから。自分勝手にわがままに進んで、うまくいくならうまくいくけど。相手のことも考えようかと思い始まると、どうもすれ違ってしまう。見当違いが増えてくる。

それでも、他人のことだと落ち着いて、解きほぐすことができる。
おはなしをしてくれている彼女が、何に不安を感じているか、どうしたいと思っているかを解きほぐし、目の前に並べながら、はなしをする。

確実な解決法をすぐに提案できるわけではないわたしだけれど、自分の内側を整理することをお手伝いすることはできる。
それだから、はなしをするうちに自分の中が整理されてきて、ご自身で解決法に気づいていく方がほとんどだ。というより、自分なりの解決法をすでに決めているようなのに、そこに気づかずもやっとしてるように、わたしには見える。

解決法をすでに自分で持っていた、と気づいた瞬間。ふわっと顔の表情が変わるのをみて、わたしはいつも、嬉しく思っている。

「相手のことを考える」と、主語を「わたし」から「相手」に変えてしまいがち。

だから、不安や期待で言葉や感覚のすれ違いが増え、見当違いが増えてくるのではなかろうか。

いつでも、主語は「わたし」のままに。

そのほうが、言葉もエネルギーも。ぱすっと、そのまま相手に届く。
そのままのほうが、お互いの関係性をつくりやすくなる。

……でも、恥ずかしかったり。相手からよく思われたかったり。いい感じに見てもらいたい欲が湧いてきて、ちょっと背伸びしてしまうから、そのままでいるのが難しい。

だから、いい感じに見てもらいたいと思っていることも、背伸びしてしまうことも。そのままに、伝えればいい。

ちょんと背伸びしてしまったり、恥ずかしがったりしているのが、相手に伝わって。それを「かわいいな」と思ってくれる相手ができたなら、最強なのかもしれない。
(でも、伝わるかどうかも。相手次第。だから、自分は自分でできることを=主語は「わたし」で過ごすしかない、のだと思う)


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