友人たちのブログをおもしろく読みまくる機会となった百日ブログの会。もう70日を超え、残りひと月ほどでゴール(100日目)を迎える。びっくり!
今から、ゴールした後のことがさびしかったり、一区切りをみるたのしさを感じたりしている。
ブログをとおして知る友人たちの日常は、少し不思議を感じることも多い。ちょうど今、自分が感じていることと似た悩みや思い付きを書いている記事に、とてもタイミングよく 出会う。その記事たちのおかげで、自分の勘違いに気づいたり、悩みのほぐしかたのヒントを見つけたり。
先日は、自分の覚え間違いを発見。自分の好きな文体(言葉の選び方、文章の雰囲気)を熱く語った友人の記事で、人名の覚え違いに気がついた。わたしが楽しんで読んでいた記事の著者さんは、カレー沢薫(かれーざわ・かおる)さんだった。ずっと、 カレー沢庵(かれー・たくあん)さんだと思い込んでいた。
みんなも大好きなカレーを使った名前。おいしそうな映像が目の前に浮かぶ。カレーの添え物そのままな福神漬けやらっきょではなく、たくあんを合体させるとは(カレー+たくあん)。 すこし仏教の僧侶さんのようで、お悩み相談を書くにはいい感じの名前。しかも覚えやすそう。と思っていたけど、全ては私の勘違い、見間違いだった。著者さんに申し訳なく思った。
そう思うと、久しぶりにマニア読みをしたくなり、カレー沢さんの書いた記事を知ってる限りかたっぱしに読んでみた(試験前の現実逃避をしている学生のよう。資料作り合間の休憩が思いがけず長くなる)。やっぱり、おもしろく楽しかった。そして、 記事に添えられてたイラストに、はっとする。
『「頭を使え」とは「妄想でなんとかしろ」という意味 』と書かれてあった。人間は頭を使う生き物だから、これは、ありとあらゆることにあてはまってくる言葉なのではないか。
頭を使うと、つい深刻になることが多い。深刻になると、ささいなものが大問題に思えてきて、苦しくなってくる。それを「妄想でなんとかしろ」にきりかえてみる。
妄想なら、いくらでも自分の好むようすを思い浮かべられる。深刻になりようがない。だから、問題にもなれない。問題がないから、苦しくもない。 むしろ、妄想で頭の中な「ヒャッハー」になる。
もしくは、頭の中で「ヒャッハー」となれるように、現実を妄想できりとるのだ。そして、現実のとらえ方を変えてやる。妄想をとりいれて、自分に受け止めやすい形の現実におきかえるというか、そぎ落とす。
頭を使って苦しくなるなら、それは考えすぎているから。感情による味付けが濃すぎて受け止めにくくしているから。自分が苦しくなるなら、妄想でなんとかすればいい。 妄想で何とかすると、それはなんとかなるのだ。
つい考えがちになる(頭を使う)なら、「妄想でなんとかしろ」と言い聞かせてみよう。妄想好きな私に、ぴったり。妄想で「ヒャッハー」な結果に向けて、なんとかするんだ。
くすっと笑いながら、おもしろくたのしく「頭を使う」。これを、覚えておこう。
▼妄想を使ってたのしく悩む
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▼百日ブログの振り返り記事たち