そんな私で、それでいい -「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」(根本裕幸 著)を読んで

つい先月、発売された心理カウンセラー根本さんの罪悪感本「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」。罪悪感を手放す4時間ワークショップへ参加する前に、また読み直し。そして、気分沈没。

やっぱり、気もちがぎゅうぎゅうする。
本を読みながら、じぶんのことを責める気持ちがかなり発動するの。

そんな私で、それでいい。そんな心境に到達していられるように。手持ちの罪悪感(自己嫌悪も?)みつめて、抱きしめて。手当てしたい。

はじめて手に取ったとき。感想

心理学の勉強を始めてから、かなりの時間をかけてじぶんの内に持っていた罪悪感や自己嫌悪を解きほぐしてきた。それでも罪悪感強めだと感じているわたしには心にグサリとくる内容が多かった本でした。

愛の量と罪悪感の量は比例する

愛の量と罪悪感の量が比例するのなら、罪悪感が強かったわたしは「愛したい」「愛する」思いが強いということ。

すでに乗り越えてきたはずの罪悪感。その古傷がこっそりざわめくような居心地の悪さも感じました。けれど、それは。もう「愛」にもどれた罪悪感。かつて、そこに罪悪感があったんだなと確認するための感覚。

そして、罪悪感がまだ、ここにもあったかと。グサリとくる感覚は、急所を挿してほぐす鍼治療のようなもの。きっと、そのこわばりがほどけると、罪悪感が本来の形である「愛」をとりもどしていく。だから、きっと。なんとかなる。

これまでは罪悪感を乗り越えても、また次が来てうんざりしてたけれど。
罪悪感も愛なのだから、愛の形に戻ればいい。だから、きっとなんとかなる……そう思ってゆけそうです。

しあわせになれる(自分のゆるし方が詳しく書かれてある)

そして、罪悪感の説明は事例が豊富。自分のゆるし方も詳しく書いてくれている。
そのおかげなのか、事例やゆるし方を書いてある部分が、なかなか読めません。なんども、泣いてしまって読めない。

怖くなって読むのをやめて。泣けてきて読むのをやめて。それでも。読み進むたびに、新しくみつかる気持ちがある。

これは、もう。乗り越えられたんだ。と自分に対する自信ややさしい目を感じたり、
ぎゅうっとするこの気分の中に、どんな「愛」が詰まってるのかな。観察をしたり。

本の中を行ったり来たりしながら読み進みます。

そして、まるごと1冊を読めた時。あとがきにあった言葉がしみました。

「罪悪感があろうが、なかろうが、あなたは今、そのままでしあわせになれる」
「今のままで、そのままの私で、十分しあわせを感じられる」

このことばで、ぽこっと心の内に灯りがわいて出たような、そんな感覚の本でした。

罪悪感本をあらためて読んだ

1か月ほど前、本を手に取ったそのときは中ばかり気にしていたけれど、本の帯(カバーの部分)に書いてあることばが目に留まった。

罪悪感が原因で起こること

  • 他人の期待に期待に過剰に応えようとしてしまう
  • じぶんと仲良くしてくれる人に、どこか申し訳なく思う
  • 過去に自分がしたことで後悔していることがある
  • 仕事や恋愛を頑張っているのに、報われない

すごいな、罪悪感。

期待に過剰に応えようとする。どこか申し訳なく思う。
これ、まだ今も。いろいろな場面で感じている感情だ。出てきたときは、少し気をつけてみよう。

お気に入りは「背負っている十字架を下ろすイメージワーク」

わたしのお気に入りは195ページで紹介されている「背負っている十字架を下ろすイメージワーク」だ。

もう、あなたは十分に自分を罰しました。
もう、これ以上、じぶんを傷つける必要はありません。
その十字架を下ろしても大丈夫です。

196ページから198ページにかけて、イメージを誘導する言葉がならぶこのイメージワーク。夜、暗い部屋の中でキャンドルをともし。十字架を下ろすイメージを進めていくと気分がこもって感じられる。

本の中では、このほかに感謝のワークも紹介されてました(関連記事)。

そうせざるを得なかった理由を、今。じぶん自身で納得する。

人との距離感覚がよくわからない。

これは、ずっと幼かった頃からの、わたしの悩み。

人との距離を詰めること。仲良くなること。助けてほしいと伝えること。
そこにかなり大きな傷を持っている。

なんとかして。皆が過ごしている空間や環境になじもうとするのだけれど、なじむことができない。どこか、ちぐはぐしてきて、居場所がなくなる。

そして、わたしはどこにいてもいけない。息をひそめていないといけない気がする。

だからか、周りに対する期待も大きく。癒着も大きい。自分自身の「理想」にたいする期待も大きすぎるくらい大きい。

読んでいる間、いろんな風にもりもりと。内側からネガティブな気持ちがあふれてくる。でも、それも仕方がなかったね。

仲良くなれば、死んでしまう。目の前から消えてしまう。嫌われる。
そんな思い込みをじぶんの中で作っているのだから。今は、しかたないかもしれない。思い込みは、おもいこみに過ぎなかったと、はっきりわかるときが来る。

ネガティブを抱えたままで、じぶんの調子に合わせながら人との距離を伸び縮みさせながら保つ。
それも、わたし。だから仕方がない。

ネガティブを抱えたなりに。それでも幸せに向かうと決める。それでいい。

そんな私。それでいい。

そして、ワークショップで何ができるか。楽しみに待つ

これまで、いろいろなやり方で。いろいろな人づきあいの中で。じぶんのもつ罪悪感を向き合ってきた。

4時間ワークショップでは「自分を幸せにしないために様々な問題を投げかけてくる罪悪感。この感情を「愛」でもって癒す方法の数々をご紹介しつつ、実践して」いくんだって。

そこで会う人たち、ワークショップの会場。そして、根本さん。
ぐるっと集まることでおこるエネルギーの変換。

それがいまから楽しみです。あしたに早くならないかな。(へこむかもしんないけどね)

罪悪感が「愛」の形をとるときは、きらきらな青空

そして、参加してきた!「罪悪感から自分を解放するワークショップ」!

田村 洋子

”気配は答え。気配は本物。
気配を感じて、じぶんを生きる。”
*自分の才能や可能性を最大限に発揮するためのプログラム提供
●魂振=意識の周波数を上げる実践のマニア*瞑想と呼吸実践が日課

活動理念:
●見えないものを見える形に ◆笑顔ではなうた、おいしいごはん #じぶんを生きる 自然に生きる

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