参加してきた。根本カウンセラーの罪悪感から自分を解放する4時間ワークショップ

先月出た根本さんの罪悪感本「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」の出版記念?なワークショップに参加した。

その名も「罪悪感から自分を解放する4時間ワークショップ」。あっという間の4時間でした。

「ごめんなさい」からの幕開け

とても楽しみにしてたのです。罪悪感から解放されるワークショップ。

なにをするのかな。気持ちが軽くなるのかな。
どんな説明になるんだろう。イメージワークも楽しみだな。

根本さんの罪悪感本も何度か読み、聞いてみたいことも確認したいこともメモした。あれこれと準備ばんたん。

ワークショップの始まる10分前には、会場近くで購入した緑色のスムージー飲みつつ、ご機嫌で受付に到着。

それなのに、受付でわたしの名前がない。探してもらっても名前がない。

あれ?
先日、わたし。何か申し込んで入金したよな。

手帳に、ワークショップの名前も時間も入金済のチェックも入れてある。
それなのに、やりとりをしたはずのメールがみつけられない。

入金記録を確認しようとするのに、あわてているからかパスワードが思い出せない。2回、間違う。
銀行口座にロックがかかると面倒なので、入金記録をみるのをあきらめる。

あれほど楽しみにしていたワークショップなのに。きょう、わたし受けられないの?
かなり、パニック。

「いいよ、ワークショップに参加して。お弟子さん2期の申し込みと勘違いしたかもしれないね。
 入金は後で確認してね。入金ができてなかったら、また入れといて」

!!!
根本さんの声が、神の声に聞こえた。ありがとうございます。

お弟子さん2期に参加するのに。別講座でも入金を間違えたのに。
ほんとうにごめんなさい。
申し込んでないのに、参加してごめんなさい。うわあ、ごめんなさいったら、ごめんなさい。

こうして、罪悪感についてのワークショップが始まる頃、わたしは罪悪感まみれだった。

「罪悪感」は当たり前にあるものだから上手に付き合う

人の心の中には、天使さんと悪魔さんが住んでいる。

天使さんは「良心」。
 ハイアーマインド、ハイアーセルフとか、自分の内にいる神様のような存在。

悪魔さんが「罪悪感」。
 自己攻撃や自己嫌悪など、自分自身を悪くいったりひどく扱ったりする存在。

天使と悪魔。どちらの意見を採用するかは、自分が選べる。「愛を選ぶ。愛にフォーカスする」よう心がけると、罪悪感から離れられる。

……そうか。今、わたしが「ごめんなさい」な気分で、悪魔さんのほうが気になりすぎているけれど。
こうやってワークショップに参加できてるんだから。聞きたかったこと全部きいて帰ろう。
参加できることに感謝しよう。ありがとう。(これで天使の方をむけたよ、ね?)

罪悪感の見分け方

オープンに言えるか

もし、罪悪感をじぶんが採用している時。
いろいろなモノコトをオープンに話すことができない。

他の人に言いづらいと感じ、人に相談することが難しくもなる。だれにも相談できないことも起きる。

素直に感謝ができるか

ごめんなさい。と思ったら、ごめんなさいと言える。
ありがとう。と思ったら、ありがとうと言える。

罪悪感が癒されていると、感謝を持ちやすくなる。 ありがとうと思える機会が増えていく。

笑えるか

罪悪感がある時は、自分に笑う資格はないと感じてしまうから。

笑えるか。
そこにあるモノコトを面白がることができるか。

笑いがあれば深刻になり過ぎない。罪悪感にはまり込むことも軽く済む。

罪悪感の7つのタイプをあらためて確認

罪悪感の7つのタイプは、根本さんの本のなかに詳しく書いてあったけど、ここでも改めてご紹介。

  • だれかを傷つけてしまった、壊してしまった(加害者の心理)
  • 助けられなかった、役に立てなかった(無力感という罪悪感)
  • なにもしていない、見捨ててしまった
  • 恵まれていることへの罪悪感
  • 自分は毒である、自分はけがれている
  • 親やパートナーから受け継いだ罪悪感
  • そのほかの罪悪感(宗教的な戒律、家系の習慣、地域性など)

ことばをかえて、繰り返し説明されると、今のじぶんのどのあたりに 罪悪感があるのかが探りやすくなる。やはり著者に会うことは大切。会える機会に参加してよかった。

無力感によくはまるわたし

「助けられなかった。役に立てなかった」
わたしが落ち込む原因でいちばん多いものだ。

なぜ、あれほど落ち込むのか。
それは「もっといい方法がなかったか」自分に問いかけ続けるから。

けれど「今日の最善(best)を尽くしたことを認めよう」という提案が根本さんの説明のなかでされた。

今日の最善(best)を尽くしたことを認めよう

自分がこれまで過ごしてきた中の 最善(best)(過去最高の 最善(best))ではない。
自分がこれくらいはやりたかったという理想の 最善(best)でもない。

今、その時の自分が出せた 最善(best)を尽くしたか、どうか。をみる。

そして、最善(best)を尽くせた自分を認める、受け入れる。それでいい。

必要以上に責めることもなく、今、自分ができたことを認める。それを知って、いくらか気持ちが軽くなった。

カウンセラーは無力感と向き合う機会が多いという。これからも「今日の 最善(best) 」を意識したい。

罪悪感から離れた場は、光のあふれる空を飛ぶイメージ

「大好き」は最強なエネルギー

大好き。を考えると体温が上がる。エネルギーが上がってくる。

「大好き」が軽やかに、いろいろな重い気持ちを溶かしてしまう。

大好きなモノ。大好きな過ごし方。
たくさんの大好きを思い出して、たくさんの大好きを繰り返す。大好きだらけの暮らし。

そうすると、大好きに自分の内が埋められて、罪悪感の入ってくるすき間が消えていく。軽やかなここちで過ごしていられる。

自分が自分でよかったな

「ごめんなさい。から、ありがとう」で終わる手紙を母親や自分自身にあてて書いたり。
罪悪感から解放され、自由な世界に飛び出すイメージワークをしたり。

わたしの中にあった重苦しくぎゅうっとした意識はほぐれ、やわらかに軽く自分を包むようになった。

やわらかな心地のむこうに光が見える

この「やわらかに軽く」なった感覚が、より進んでいくと、ふわふわと空を飛べるような感じにモノコトすすむのだろう。

うん。大丈夫。
わたしは、わたしでよかったな。

へっぽこに忘れたり。ぷつんと怒りに飲み込まれたり。
けらけらと楽しくいろいろなものを忘れたり、笑ったり。
記憶がとんだりつながったり。

しんどくても、元気でも。 何があっても、それでも。

わたしは、わたし以外になれないし。自分でよかったな。
今、そう感じていられる自分でほっとした。

罪悪感だらけで「ごめんなさい」な気分で参加し始めたのに、帰宅するころにはこんなにもやわらかな気持ち。 そして、きっと。光があふれる空の中、きもちよく、すいすいと飛ぼう。

帰り道に見た、おまつりの提灯と空。

帰宅して、銀行やらメールやらの履歴を確認しました。
申し込み出来てなかったみたいです。ごめんなさい、ご迷惑をおかけしました。
それなのに、ワークショップ参加させてもらえて。おかげさまで、今、わたしはほっとしてます。

WSの内容でゆるんだのか。知り人の顔にいやされたのか。
参加させてもらえたことで許された気がして、ほっとできたのか。

何にしても、4時間(ぷらすアルファ)ものワークショップ。ありがとうございました。

関係する書籍:
いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」根本裕幸 著。

目次やプロローグが紹介されてある、著者さんのブログ ▽

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