急に気温の下がった先日。ふとしたはずみに、ぎっくり腰になった。デスク前での作業に戻るため、椅子に座ろうとした際の出来事。ものすごく痛くて、姿勢を変えられない。デスクに両手をついたまま、椅子に座ることも動くこともできなくなり、凍り付いたように停止。
その後、しばらくして寝床へ移動し、すっかりベットの住人と化した。
痛みがあると「痛い!」しか考えられず、身動きが取れない。ベッドのなかで寝返りもできない。姿勢も変えられない。ただ、痛い!
で、そんなに痛いときなのに、ふと思い出した。
「痛みは、罪悪感からやってくる」って、読んだことあるなぁ。
けれど、まだまだ痛みで身体を動かせないから、思考だけが動き始める。
作業の続きをするつもりでパソコンの前に戻ろうとしたのに、それができないなんて。身体が動いていたら今ころは、あの作業もあの返信メールもできてたはずなのに。
なんで、ぎっくり腰になっちゃったんだろう……。
できなかった自分へのダメ出しが、いつの間にか、はじまってた。ダメ出しを続けてしまってる自分自身がいることについて、すごーく、後ろめたい気分になった。
痛いと罪悪感にまみれるって、そのとおりだと思った。
自分では気づいてないけれど強い罪悪感があるから、痛みが出たのか。
痛みがあるから、罪悪感が浮かび上がるのか。
どっちが先かはわからないけれども、痛いとろくなことを考えない。いつも以上にネガティブなことを思い出しやすいし、身体も心も重い感じになる。
とはいえ。ネガティブになっているってことも、チャンス到来でもあり。せっかく(?)ネガティブ気分にはまるなら、とことん、どん底まではまってみる。
何をそんなに落ち込んでるのか。
気分が上がらないのか、不安なのか、不満なのか。
せっせと自問自答しては、腰痛の波が小さくなってるときに、なんとか手を動かして、スマホのメモに音声入力。
(おかげさまでネガティブの種、とりあえずみつけた。行動してない/できてない自分にいら立ってたと理解した)
そんなこんなで、ベッドのなか暮らしも2日たって少し動けるようになり、手に取ったのはヒーリングブックの「ライフヒーリング(著者:ルイーズ・ヘイ)」。
「いわゆる『病気』は私たち自身が作り出している。恨み、批判、罪悪感が最も有害なパターン」、「身体も私たちの人生と同様に、心のなかで考えたり信じていることを映し出す鏡です」と、著者はいう。
となると、今回のわたしの「腰痛」にも、意味を何か、付けられるかもしれない。この本を読みながら、「腰」「痛み」などに関係する内容の書かれてある部分を探した。
ぎっくり腰は、腰のこわばりが痛みに変化したもの。
「身体の『こわばり』は、心の『こわばり』」らしい。
(最近のわたしの心の「こわばり」、思考停止の内容を思い出してみようか。何があったかな。)
「腰」について直接は書かれていないから、腰の代わりに「背骨の下の部分」を読んでみた。
「『背骨』はサポートを表す」とのこと。サポートに不安を感じるから、背骨が病むらしい。そして、「お金がないとき、お金に脅えているときに、この部分(背骨の下部分)を患います」とのこと。
(腰が痛いってことは、「経済的な不安をもっている、お金に脅えてる」ってことかもよ?
それに、腰は足のはじまり。足は進んでいく力を地面に伝えてくれる。だから、わたしは「前に進むことに脅えている」のかもね。)
今回よりも前に、ひどい腰痛で動けなくなったのは転職しようかと迷っていたたころだった。
そういえば!会社員をやめてフリーの技術者でカウンセラーになろうかと迷ってた頃にも、ぎっくり腰になった。
どうやら、ステージが変わるってときに、わたしは(そんな気がなくても)不安まみれになって腰痛になるみたい。
そう思うと、今のわたしも、かつてのわたしみたいに。
「これから、在り方過ごし方を変えていく、ステージを変えようとしてるんだけれども、うまくやれるかな」と不安なんだ。不安になるくらい、本気でそれをやりたいんだ。
よし、がんばろう。夢中に、そわそわ、じりじり、やっていこう。
*
「痛み」は「罪悪感。罪の意識はいつも罰を求める」。
けれど、もう。その痛み(罪悪感)は、いらない。
過去の自分からみて、その夢が自分には不相応なんじゃないかと思っても。
過去のこれまでの経験上、周りから嫌なふうに言われるんじゃないかと不安になっても。
過去、これまでにうまくいってたやり方から大きく変わるのが怖くても。
そんな痛みをもたらしてきた過去に、心から「さようなら」して、わたしは解放される。罰(痛み)を求めることはもうない。
未来の、夢のかなった先にいる自分が、今。このときにできることを、せっせと、夢中にしていくだけでいい。
必要以上に、振り返らない。前を向く。
たまに思い出した罪悪感とは、その都度「さようなら」して、自分自身の心の根っこを地盤改良して。足元を落ち着かせて、未来へ、めいっぱい手を伸ばす。
今の自分がやるんだ!と思ったことへ向かって、その時々の自分自身を、素直に生きる。
「ライフヒーリング」の本の帯に書かれてある言葉がとても好き。
あなたの悩みがどんなものであろうとも、たった1つ、大切なのは、自分を愛し、慈しむこと。
自分自身の夢に向けて、素直になる。
やりたいことは、やってみる。結果を気にしすぎない。まず、やってみる。試してみる。
その夢が、どんなに大きくても、社会的に素敵なことでも。どんなに小さくささやかでも、ゲスなものでも。夢に向かって進もうとしている自分を応援する!
やってみたいことをやりたいと願い、行動に移す!
それは「自分を愛し、慈しむ」。ひとつの形。
それでは、またね
田村洋子でした。
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罪悪感をよく知り、手放し、軽い感覚のなかに過ごしやすくなりますように!しあわせになるって気持ちを、もっと大っぴらに出していっていいんだよ!の集中プログラム
>>罪悪感を手放して自分を生きるためのオンラインプログラム
https://tamurayoko.jp/archives/5794
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自分では気づかぬうちに、無理がきていることもある。そんなときに潜在意識は、身体の症状で何かを伝えてくれることもある。
>>腰痛をストレッチとこころの観察とで軽くしてみる
>>その1 ストレッチ
https://tamurayoko.jp/archives/646
>>その2 こころの観察
https://tamurayoko.jp/archives/216
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