冬至をすぎて、年末に向かって、そして年明けに向けて。ぬるりぬるりと何か、大きなものが動く気配が続いている。
この気配。
年末をむかえ、今年が終わろうとしているから感じられるものなのか。
「風の時代」へ星の配置が移ったからなのか。
なんにせよ、年を改める前のどこか気ぜわしい感覚と、新しい年を迎える希望のような光をみていたい感覚が、日常の向こう側でずっとざわめいている。
あといくつも寝ぬうちに、年が改まり来年になる。新しい年のはじまりだ。
新しい時が始まるときには、新しくモノコトはじめたくなる。
新しい習慣、新しい目標、新しい夢。そういった「新しい」にむかって、これまでの自分を変えようとする。
そんなとき。人は目の前の、ずっと向こう側へと目を向けている。視線の届かないくらいの、ずっと遠くを見ている。
だから、あえて。まずは、足元を見てみよう。立ち止まって、ゆっくりと後ろを振り返ってながめてみよう。
後ろ側には、今年これまで、自分が歩いてきた道が見える。
何をしてきたか、何を感じたか。
何に不安を覚えて、何に恐れを抱いたか。
何によろこび、何を面白がってきたか。
そして、そこに誰がいたか。どんな人たちと出会ったか。
ぽつんと立ち止まり足元を見る。そして、今年をまるりと振り返る、振り向く。
先の方へ、ずうっと遠くをながめるのもいいけれど、遠くばかり見ているとめまいがする。光を見ようとして、目がくらむ。光のコントラストで、足りない自分に目が行って、どっかり気分落ち込むかもしれない。
だから、まず。自分の足元を確認しよう、後ろを振り返って歩いてきた道を確認しよう。
今年の自分を振り返って、頑張れた自分、花まるだった自分を自分で見つける。そして、自分で自分をほめる。
今、ここまで歩いてきた自分と、歩いてきた「今年」の道と。
その両方を自分で認められたなら、来年へと向かう足場は準備ばっちり。
足元を固めてから、次。来年へと、未来の自分へとむけて手を伸ばす、道を探って歩いていく。
今の、日常の後ろにある気配に寄り添いながら、ぬるりぬるりと動き始まる。
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これからある流れに寄り添い、自分自身をよりよく過ごすと決めたとき。
自分は何を大事に思って過ごしていこうか。
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「自分とつながる60分」にて、皆様とお目にかかれることを楽しみにしています。
田村洋子でした。では、またね。
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