こころの奥を、眠る時間で整えている

今日は土曜。
夜が明ける時間に鳥が鳴きはじめた。そのことが少し嬉しくて、わたしも早起きをした。

いちにち、雨が降っていた。

風が吹いてきたら、水気の多い空気が窓からもったり入ってくる。
雨が弱くなってきたら、どこかから人の歩くぴちゃぼちゃと足音がする。

外から聞こえてくる音を聞きながら、少しゆっくり時間を過ごした。いつの間にか、うとうとと眠っていた。

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眠くなるのは、頭や身体をたくさん動かしたときに多い。疲れるから眠くなることもあるだろうけど、経験値をこころの奥に整理するにも眠りは必要だ。

頭や身体をたくさん動かすと、じぶんの身体に経験値がたまる。経験値は、ざっくりとおおきな器に流し込まれている。種類別に仕分けされているわけでない経験値を、これまでの経験や感覚を結び付けられるように整理するのが眠りだ。

起きている間に経験したものが、眠ることでこころの奥にしみてゆく。奥までしみこんだ経験は、これまでの経験などと結びつけられるよう、目印がつけられていく。

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今日は、たくさん眠れた。昼間から、たくさん眠った。
この数日の間に、ここまで持ってきた感覚や思い込みが、書き換わる出来事を経験したから。

「やりたいとおもっているのに、はじめられない」
アクセルとブレーキが、同時にめいっぱい踏み込まれている感覚の正体を、この数日で解き明かそうとふんばってみた。これまで持っていた怖さのひとつが、笑ってしまうくらいどうでもいいものに化けた。

「申し訳なさ」や「孤立」を感じることをきっかけに発動する、自分を穴に引きずり込むようなエネルギー。そのエネルギーに逆らって疲れ果ててきた。
でも、そのエネルギーは愛のエネルギーだったみたい。今は罪悪感の形で自分がとらえてるから、穴に引きずり込まれそうに感じてるだけ。自分がそれほど嫌がってきた罪悪感が、愛のかたちだったとしたら。わたしってば、なんて愛らしくも愛の深い人なのだろう!!(ここは、もう少し、自分の中でくりかえし確認してみたい)

たくさん眠ったあとは、こころの奥が少しすっきりりした。
ぎゅうぎゅうに詰め込まれていた部分に、少し風が通ってくるような、光が差すかもしれないような。ちょっと希望を感じられる気配が生まれた。

希望を感じられる感覚は、体温も少しあたたかくなったようなおだやかなもの。

おだやかなものに包まれて、また、わたしは眠たくなっている。
昼、あれほど眠ったのに。まだ、眠る。

眠ることでこころの奥が整理され、経験が魂に染みていく。
次の体験を受け止める用意が始まる。

田村 洋子

”気配は答え。気配は本物。
気配を感じて、じぶんを生きる。”
*自分の才能や可能性を最大限に発揮するためのプログラム提供
●魂振=意識の周波数を上げる実践のマニア*瞑想と呼吸実践が日課

活動理念:
●見えないものを見える形に ◆笑顔ではなうた、おいしいごはん #じぶんを生きる 自然に生きる

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