
3月がはじまり、啓蟄を過ぎ。春が着実に進んでいく。春分の日が近づいてくると、空気が少し違って感じられませんか。
桜の花もそろそろ咲くだろうし、草木もじんわりと緑の勢力を増してくる。もしかしたら、風の匂いが変わったことに気づくかもしれない。そういえば、光の角度も少しずつ変わってきた。
春。自然界では、新しい流れが始まるタイミング。
わたしたち人間の内側でも、何かが動き始めるのを感じる人は多いでしょう。
(新年度も4月からですし、ね?)
でも、この「春の流れ」に乗るには、ただ漂うだけでは不十分かも。と、わたしは思ってる。
自分に合うのは、どの流れかな。どの感じが、自分の未来としっくり来そうかな。
そうやって、漂いながらも、選んでいくような探っていくような感じを大切にしていたい。
じゃあ、その「選ぶ力」って、どうやって育てるの?
まずは、自分の内側の声に耳を傾けることから。
身体は知っています。心が本当に望むものを。
頭に覆いつくされるより前の、本音の部分を知ってるのが身体。
でも、日常の忙しさや雑音に囲まれていると、その小さな声は聞こえにくくなってしまう。
だから、春分にむけてのころ、こんな問いを自分に投げかけてみてください。
そして、自分の内におこる反応を確認してみてくださいね。
今のわたしに必要な流れは何だろう?
この春、わたしの身体は何を求めているだろう?
どんな選択が、わたしを生き生きとさせるだろう?
これらの問いに答えはありません。自分の内側の反応を見つけるための問いだから。
そして、その反応を見つけるのは、すぐにはできないかもしれません。
(だって、これまで、そういうことしたことなかったのだから、慣れないのは当たり前。だから大丈夫。意欲をもって、やってみて)
問いを持ち続けることで、少しずつ自分の内側の声が聞こえてくるようになるのです。
満月の質問会では、こうした「流れを読む問い」を持つことで、春の選択をお手伝いします。
今回のテーマは『本当の好き・本当の望み』。
春だからこそ、今の自分に合う流れを感じ取り、選び取るための時間です。
>> 「満月の質問会」の詳細はこちら
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「春になると何でもやりたくなって、結局何も選べなくなるんです。どうしたらいいでしょう?」
これは、先だってお客様に質問されたこと。
わたし自身もとっても思い当たることがあって、お客さまとふたり、笑ってしまった。
だから、わたしが彼女に提案したのは、これ。
「その選択をしたとき、身体はどう感じますか? 胸が開く感じ? それとも肩に力が入る感じ?」
わたしは彼女に、選択肢の一つ一つについて、身体の感覚に意識を向けてみるよう提案。
そして、一緒にやってみた。
彼女は目を閉じて、少し考えました。そして「あ、これを選ぶと胸がキュッと締め付けられる感じがします」と教えてくれました。
それは小さな気づき、小さな「わかった」の感触。
こうして身体の感覚に耳を澄ませることが、自分に合う流れを選ぶ第一歩。
そして、その問いを持った後も大切。
浮かんだ感覚や答えをそのまま受け止めること。
その感覚はどうか?とか、実際にやるときどうしようとか。
評価や判断をするのを後回しにして、メモしておく。
(そのときは、ひたすら、メモを取るだけ)
次に、そのメモを見ながら、次の一歩を考える。小さく、ちょっとだけ、でもやってみる。
「この流れに乗るために、今すぐ。または明日からできるものは何?」
そうして、具体的にやってみたら、あのときに浮かんだ感覚が現実になっていくのを実感できる。

春分からの流れは、たくさんの可能性を運んできます。
直感やら、身体の内のざわめきやら、感じ放題。
その中から、自分に本当に合うものを選ぶ力を育てること。
それが、春の恵みを最大限に活かす秘訣。
そう、わたしは思ってます。
満月の質問会では、こうした「流れを読む問い」を持つことで、春の選択をお手伝い。特に3月の満月の質問会は「本当の好き・本当の望み」をテーマに、自分の内側の声に耳を傾ける時間を大切にしています。
(絶賛、シナリオ作成中。つくってるわたしが、たぶん、一番楽しんでる)
3月14日の満月。静かな夜に、そっと自分の内側に問いを投げかけてみるのもいいかもしれません。
春分からの流れに乗るには、まず自分の「本当の好き」と「本当の望み」を知ること。
感じようとすること。そして、その声に従って選び取る勇気を持つこと。
そんな春の始まりに、満月の日が、選ぶ力を育てるきっかけをつくるのかもしれない。
それでは、またね。
田村洋子でした。
追伸、満月の夜に。
満月の質問会では、こうした「流れを読む問い」を持つことで、春の選択をお手伝いします。
今回のテーマは『本当の好き・本当の望み』。
春だからこそ、今の自分に合う流れを感じ取り、選び取るための時間です。
>> 「満月の質問会」の詳細はこちら
※今回は、この形式での初回開催。春だからこその特別な機会です
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問いを持つ時間も大切だけれど、誰かとじっくり感覚を探る時間が必要なときもある。
そんなときは、じっくりと。
あなたのリズムで、あなたの感覚をひろいあげる時間を。
>> 個人セッションの詳細はこちら
https://tamurayoko.jp/archives/3640