秋の終わりや冬のはじめの、この頃は何を着ていいやら迷う。天気予報が教えてくれる気温の変化だけではとらえきれないものがあって、こまめに服を脱いだり着たりと忙しい。
何を着ていいやら迷うのは、1日の中でおこる気温の変化が不快だから。
人が意識(気)を向けるのは、不快への対処をするためだといわれてる。ネガティブなことへ目が向きやすいように、人の意識はできてる。
季節が秋から冬へと移り変わっている。
こころや気分、感じ方は、身体の感覚とも共鳴しあっているため、
「さびしさ」を感じやすい秋から、「内観する、内をみつめる」冬に入ってゆく。
つまり、冬は意識が自分の内に向きやすい季節であり、身体の感覚で自分の内が感じられやすい季節。
内を感じるようになると、自分の内のネガティブな思いをみつけやすくなる。不安になったり、しょんぼりしたりすることも出やすくなるかもしれない。
不安もしょんぼりも、宇宙のリズムどおり。冬になったら、そんな気分が湧いてくるのも、そんなものだから仕方ない。大丈夫……というのは無責任かもしれないから、心理学的な視点でもはなしてみる。
自分の中にあるネガティブに思えるモノコトへ気が向けられるのは、それをみつめても大丈夫なだけの用意が、自分の心の中にできたから。潜在意識の部分で「今なら、ゆけるで!」と声をかけてくれてる状態。心の用意ができていないならば、そんなネガティブな思いがあったことに気が付かないことになってる。意識が向けられない。
今、そのネガティブに思えるモノコトを、改めてみつめてみることで、これからの自分にとってのよりよい学びや気づきがある。
ネガティブなことだから、と避けてきたモノコトをみつめなおすことで、その先にある本音に気づくかもしれない。
だから、もし。ネガティブに思えるモノコトへ意識が向かうとしても、慌てない。
だって、そのネガティブは、これからのための課題を教えてくれる可能性が高いから。
そうはいっても、ネガティブな、重い気持ちへ意識が向かうだけでは、こころがしんどくなる。折を見て、顔を上げる。そして、自分の「春」を夢見る。
あなたは、どんな「春」を夢見てる?
どんな感じが、あなたにとってのしあわせ??
冬の間に、ここまでの実りを振り返って、自覚する。
どんな感じに成長し進化してきただろう。
どんな人たちと出会って、どんな時間を共に過ごしただろう。
そういった数々の出会いや、学んだこと、考えたこと、感じたことを、自分自身が未来へと伸びていく栄養として蓄えて、春を夢見ていく時間。それが「冬」。
目の前に見える景色は、枯れた冬の景色だけれど、イメージの中・自分の意識の向かう先は、花開いていく春の景色。
その景色は、自分だけでなく、周りの人たちも含めた人々の持っている
願いや思いや祈りが、現実の世界の中で花ひらいた、明るく軽い風が届くような世界。
わたしたちのビジョンや夢がかなった後の世界。
その具体的な内容は、人、それぞれに違うから
自分に問いかけて、確認をする。
「あなたのビジョンは?あなたの目標は?」
「最高にしあわせ!なあなたは、どんな風に暮らしてる?」
自分自身に問いかけて、その反応を再確認する。
または。
「1年後の自分は、今、このときに何をしていた?」と聞いてみるのもいい。
そんな風に「春」を夢見るって、予祝をしていることに他ならない。
◆今年もやります、予祝のプログラム
冬至の夜にご一緒に。未来をつくってゆきましょう。
>>【12/21オンライン】未来のわたしに導かれる夜:今の自分と出会い、未来を創造する時間
https://tamurayoko.jp/archives/5981
あなたが望むのは、どんな「春」でしょう。
(あなたのやりとげたいことは、何ですか?)
(あなたはどんな感じに暮らしたいですか?)
自分の内側をよくみて感じられる冬だから、感度を上げて自分を感じ取ってゆきたい。
ほんのりと春を夢見つつ。
ということで。自分の内側を感じ、みつめる「冬」がやってきたから、自分の感覚をしっかと使ってよりよく、ゆこうぜ。
で。
「春を夢見つつ、冬もたのしくやっていこうよ」のメッセージでした。
それでは、またね。
田村洋子でした
◆予祝のプログラムの季節がやってきた
今回の冬至のプログラムは「未来のわたしに導かれる夜」
誰であっても「未来のわたし」を
今、このときだって感じてる
でも、それを日常の中で忘れてるだけなんだよね。
それを思い出したり、リラックスしたりします。
詳細などは、こちらのページをご覧ください
>>【12/21オンライン】未来のわたしに導かれる夜:今の自分と出会い、未来を創造する時間
https://tamurayoko.jp/archives/5981
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本記事は、ニュースレター「ヨーコの不定期通信」に加筆しました。
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