「今年は、こんな風に過ごすんだ」という目標をたてたり、ビジョンボードをつくりたくなるのは、年のはじめのお約束みたいなもの。
でも、そうはいっても、なかなか重い腰はあがらないのだよ。
そんなときに使ってみるのは、初詣。
神社やお寺にお参りしてみたら、何かしらの願いごとや誓いや、手を合わせて目を閉じて、伝えてみたくなるでしょう?
そのときに、するっと出てきた何かを、自分のもってるビジョンや目標や、夢や願いを知るきっかけにしてみるの。
寺や神社などの、外の世界で。初詣にやってきてるであろう、他の人たちもそれぞれに並んで、何かを伝えてるから、自分もそこに混じって「ん」と祈る。その短い間に、うわーっと湧いてくる、いろんな思いや気配を受け止めつつ、お参りのあとにひいたおみくじのことばもヒントに。
(これぞ!ということばは書き留めておく)
そうすると、いつも、じぶん自身の内側とやりとりしていることばより、もう一声、情報を絞って、違った目線から見えるものがある。
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ということで、今年になっておよそ3週間。初詣三昧してきた。初詣イベントは3回、個人セッションのしあげに2回。のべ8名のみなさまと神社やお寺を14も(うち3は趣味で個人的に)廻ったことになる。
初詣とは、年が明け最初に神社やお寺に出かけること(詣でる)のだから「初詣三昧」ってことばは、ちょいとおかしなことなのだけれども、それはそれ。ご一緒する方々が異なるのだから、毎回、「初詣」ということにしても1月の間はいいのではないかと思ってるのだけれども、どうだろうか。(ご一緒してくださったみなさま、ありがとうございました)
心地よく、たのしい感じを体に覚えたなら、いつでもその感覚を思い出せる。
あの初詣で、ご自身が思ったこと感じたことをきっかけに、日常がええ感じになれたならば、もっとたのしく心地よいときが増えるから。どうぞ、これからをたのしみつつ、ふふふ、でお過ごしくださいまし。
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さて。初詣のときには、予感を大切に過ごしてる。なんとなく、ふわっと思いついたものを今年の(とりあえずの)指針としてもってみる。
で、その予感。感じたままのイメージのまま、ふわっとさせたままならば。ふわっと消えてしまうから、とりあえずしっかと覚えるために、こんな風に自分に問いかける。
今年は、どんな年になりそな気がする?
その今年を1文字で表すならば、どんな1文字になりそう?今年を表すものとして、ぱっと思いついた1文字を教えてください。
この問いは、年末によく聞く「今年を1文字の漢字であらわしたら、どんな漢字ですか」と同じなのだけれども、年が明けてもお役立ちの問い。
ビジョンを描いてみようや、とか。目標決めてみようか、とか。
未来の設定してみよう、とか。
言われても、そういうのは難しい。うまくやれないわっていうときに、おすすめしたい。
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ビジョンが描けない、目標決められぬ、未来の設定とかわからん。っていう方でも、ビジョンや目標や未来の設定に必要となる「予感」というか、未来の気配とでもいうべき何かを、ちゃんと感じられているの。
ただ、それを「ビジョン、目標、未来設定」などといった、一見、すごそうで広大そうなものに詳しく書けない(ような気がしている)だけ。
なのでね、今の自分が感じ取ってる未来の気配、予感を感じようとしてみる。
それでいい。
ビジョンを描けないって、たいてい、気のせい。段階を踏んで、ちょっとずつ。予感から育てていけば、誰でも描けるようになる。
だから、予感を1文字で表してみることを、おすすめしたい。1文字で表してみようと思えば、その瞬間に、自分は今年の予感を持っていたわと気づける。それを今年を過ごす指針に使いつつ、「ビジョン、目標、未来設定」としてわかりやすいように、かみ砕いてメモに残しておくと、より現実にしやすくなる。
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で、わたし自身の今年の予感を使って、試しに、かみ砕いたり育てたりするようすを、ちょいとやってみます。
わたしの今年の予感を表すと「直」の文字だった。「直」は、まっすぐで、まっしぐらで、ひょーんと勢いあって。素直で、自然体で、たましいの望みに逆らわない。そんなイメージ。
だから、きっと。わたしの今年は、こんな風。
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直。
まっすぐ、自分が見たい世界に向かうのだ。
まっしぐらに、思いついたことをやりとげよう。
ひょーんと勢いもって、いくぞ!と声をあげよう。
素直で、自然体で。自分自身も、周りの世界とも響きあう。
(そのための音、声。聞く、感じるを大切にする)
たましいの望みっていうと大げさかもしれんけど、自分の内にいる子ども成分と、ふと感じ取る大いなる何か成分、自分の内と外にある気配の毛並みを整えて過ごす。
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こんな内容が、わたしの予感を漢字にしてから、ことばにざっくりと現したもの。
このざっくりことばを、実際に動いてみるならどんな風なんだろうかと、具体的に確認※していく。だって、身体を使って、現実を生きてるんだから、現実でどないに過ごしたいのかは自覚せねばな。
※ビジョンボードにしてみたり、暮らしの中の分野(仕事、暮らし、自己成長など)ごとにやることリスト(TO DO)に落とし込んでみたりすることになるのだけれど、それはまたいつか。別の記事で。
予感をことばにざっくりと現すまでは、きっと。みんなも何とかなると思う。(何とかならなかったら、他の問いかけ、ことばのかけ方が、あなたにしっくりとくるはずなので。それを個人セッションで一緒に探しましょう)
この、予感をことばにざっくりと現して、それを具体的に確認するといった部分を、いきなり何とかしようとするから「ビジョン描けない」って気分になる。
なので。予感をていねいに育ててみれば、ビジョンを描くとか、未来設定とか。なんとかなるよ。
初詣三昧を終え、ここからは春の気配が増えていく。その春から先を楽しみにしつつ、今もたのしむ。
あなたの予感を文字にしたら、どんな感じになりそう?
やってみる、そのことが。あなたの未来を描くヒントになりますように
それではまたね
田村洋子でした
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