毎日、人は。なにかを摂取して生きている。
これは、山田ズーニーさんのコラムで拾い上げた言葉だ。
「自分に水をやる。」
大きいか、小さいか、ということよりも、
人間は「日々」、その人にとっての心の糧、
生きがい・楽しみ・愛のようなものを摂取して生きる。一度にたくさん与えられたとしても、しばらくすれば、
LESSON959.人の水。山田ズーニー
ちゃんと心の腹がすく。あまり長くは溜めておけない。
先送りもできない。この点で人は、弱い。
毎日の心の糧(かて)、わたしにとっては何になるだろう。
まるで水のように、欠かせないもの……と考えたら、「見えないものを見えるものにしたい」気持ちかもしれないと思い至った。
本を読むのも、調べるのも、自分の知り得なかった世界を、見える形にしたいからだし。
環境系のしごとでシミュレーションを設計してきたのも、見えないものを見える形にして多くの人とわかりたかったから。
カウンセリングをするときも、その人が見えない(と思っている)ものを見える形にして、一緒にながめたい。
見えないものを見えるものにして、
共に、それを見てゆきたい。
それが、わたしにとっての心の糧。水のようなものかもしれないと思い浮かんだ。
自分で、自分のおもうところを自覚すると、うんとしなやかに動いていける。選ぶことにためらいが消え始まる。
通話でのカウンセリング60分を受けていただいたChieさんから、ご感想いただきました。
送っていただいたお客さまからの感想を読んで、自分が見えなかった相手の心の内を「見た」気がするのも嬉しい。
おはなししてくれて、ありがとうございます。
教えてくれて、ありがとうございます。
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◆なぜ、わたし(洋子)のカウンセリングを受けたいと思ってくださったのでしょうか?
知的でするどく問題を指摘してくださいそうだからです。
◆今回のカウンセリングを受けて、体感している変化やよい成果があれば教えてください。
自分の本当の問題の根源は何かということを、イメージワークの中での細かい私の表情や反応から見抜いてくださって、その問題に真正面から向き合おうという気持ちになったこと。
自分でもなんとなく気づいていましたが、それを会話の中で誘導してくださり、自分で自分の言葉にして話すということができたので、私、そんな風に感じていたのだと、自分でもすごく納得感がもてたため。
どんな方に、洋子のカウンセリングをオススメしたいですか?
- 自分で自分の考えがぼやっとしていて、頭が整理できていない人。
- 何が問題なのか、自分で気づけていない人。
- 自分と向き合うことを避けている人。
また、わたしのカウンセリングを「するどく問題を見つけ、解決に導く」ものだと言っていただけたこと、嬉しかったです。このご感想は、きっとChieさんご自身が、カウンセリングの時間にがつんっと向き合ってくださったから出たものだと、わたしは感じています。
そういえば、Chieさんとも、ご自身の心の糧(かて)につながる内容をおはなししていたかもしれません。
「後で考えてみます、向き合ってみます」とChieさん自身がみつけた宿題。ご自身のペースで取り組んで、ますます、Chieさん自身を生きてゆけますようにと願っています。
ご感想をくださったおかげで、わたしもChieさんの今を感じることができました。
ありがとうございました。
あなたの日々摂取する、心の糧(かて)は何でしょうか。
ご自身で気づいていますか、知っていますか。
自分で自分のことを知って、より自信をもって歩いていきたい。