自分の声を自分で大切に

自分ひとりだけのものだと自分が感じている場合、たのしかったり、おもしろかったり。それだけで、大満足でいられるのに。

自分以外の誰かとも、分かち合いたくなって。共有していくやり方を探ると、ついつい、自分自身がそこから消えてしまいそうになる。

それは多くの人に受け入れてもらえるように「一般的なカタチ」を探そうとしたり、「正しい」やり方、「うまくいく」方法を探そうとしたり、するから。
(ということは。わたし自身が、他人には受け入れてもらえないという不安を抱えていて、自分のやり方は「正しくない」し「うまくいかない」と感じているということだ)

さて。それに気づいたら仕切り直し。

もっと、たのしくおもしろく。大満足にやってるわたしの姿を
一緒におもしろがってもらえるように。
どんな、やり方でやってみましょうか。

たのしいよね、おもしろいよね??
わたしは、これが好きなんだよね。

そんな気持ちがあふれるままに、あれやこれやと資料作ってみたり、おはなし前のメモを作ってみたりする。

これぞ!という内容は、裏付けを確認したくて、記憶をたどって文献読み直したり、動画確認してみたり。

なのに、その文献や動画のチェックをしているうちに、本来の目的を忘れて読みふけることも多い。

それでも、なんでも。
その調べている時間も、はなすためのメモを作る時間も、参加者さんたちにお配りする予定の資料作りも、たのしくて、おもしろいの。(思ったように筆が進まず、うんうんとうなることがあったとしても)

それくらい、たのしんで用意をしているのだけれど。

ここで、ぞわりと不安がやってくる。

こんなに準備してるのに、だれも来てくれなかったらどうしよう……
みたいな。

自分の形でやるとだれも来てくれないかもしれないから、何かのカタチにすがってみたくなる。
そうすると、自分の心の中でうごめくのが「成功法則の型はどんなかんじだったっけ?」というリサーチ。

頭の中にある、自分のこれまでの成功体験を探してみたり。
ネットの中やビジネスセミナーで聞いていた「一般的な成功の型」を探そうとする。

そうしたら、あんなにたのしかったはずの、あれやこれやが。一瞬にして鎮火。しゅんっと、ちいさくなって、もやもやとしはじめる。

ほんとに、これ。集客できるイベントになるのかな。
こんなやり方は窮屈なんだよな(でも、ちゃんとやらなきゃいけないから。型どおりにするしかない)。

??
変だ。

あんなに、たのしくておもしろい気分は、ひっそりとして。
~しなくちゃ。~でなければ。といった制限だらけの思考の中に、だんだんと自分が閉じこめられてくる。

はあ。もう、や~めた。
たのしくて、おもしろいだけでいいや。

ということで、わたしは無理な告知も。無理なお誘いも。やりません。

でもね??
資料を作ったり、講座の準備をしていて
「これ、おもしろいよ、聞いて!」とか
「これ、知っておくとたのしくなれるように思うの。ねえねえ、一緒にやってみようよ!」とか。

そういったのは、どんどんと自分の陣地の中で叫んだり、書いたりしてみようと思うのです。

だから、そのときに。一緒に面白がってもらえたら嬉しいな。

……という気持ちを、自分が忘れたくないから、ブログに書いておきます。

今回は、集客というワードをきっかけに、見えて来た心の動きなのだけれど、こんな場面は日常の中にもたくさんあると思う。

たとえば、飲み会の席で。
自分は、はじめから日本酒を飲みたいのだけれど「普通は」ビールを頼むから、仕方なくビールを飲むとか。(かんぱいの風習は好きなんだけれど、なんでも飲めるようにしてくれればいいのに。あ。でも今は、その日に自分が飲みたいものでかんぱいしてるから気にならなくなってる)

ほんとは、こうしてほしいのに!の裏にある自分自身の我慢をみつけて、自分自身がどうすれば「こうしてほしいのに」と思わずに済むのか。自分からはじまる行動に置き換える。

ほんとは、こうしたいのに!

そんな小さな声を踏みつぶさずに、そっと自分で育てていく。自分でじぶんの、小さな声を大切に外に出す。

***

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田村 洋子

”気配は答え。気配は本物。
気配を感じて、じぶんを生きる。”
*自分の才能や可能性を最大限に発揮するためのプログラム提供
●魂振=意識の周波数を上げる実践のマニア*瞑想と呼吸実践が日課

活動理念:
●見えないものを見える形に ◆笑顔ではなうた、おいしいごはん #じぶんを生きる 自然に生きる

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