自分のまわりから、はじまる/はじめる。「一隅を照らす」を考える

好きな言葉があれば教えてくださいとはじまった自己紹介の場で、「一隅を照らす」と言った方があった。その言葉を聞いて、頭に浮かんだ風景は宇宙から見た夜の地上の写真だった。

自分自身が、ひとつ。灯りをともす。
ひとりひとりが、それぞれに。自分自身で灯りをともす。

そうして、ともった灯りは、つぶつぶとそれぞれのまわりを照らして……いつのまにか、人の住んでいる地上の形がわかるほどの明るさで照らされていく。

そんなイメージをもったから、「一隅で照らす」はまるで宇宙から見た地上の景色のようになった。

一隅を照らす。

これは仏教のことばで、最澄さんが経典の中で見つけた「一隅を守り、千里を照らす(照千一隅)」をその由来とする。「自分の置かれた場で、世間をあかるく照らすような人(が望ましい)」とでもいう意味のことばだ。

本来の意味を聞くと、どうも、ひっそりと静かにろうそくをともしているような感じの言葉だ。それなのに、わたしの頭の中では、キャンドルナイトのようにゆらめき拡がるような印象に焼き付いた。暗がりの中でろうそくの炎を次々に点火して、その灯りが次々と灯り拡がっていくような、静かな光にあふれた印象。

自分が今いる、この場所で。今の自分ができる方法で。
周りがにこにこと笑ってくれて、世間も明るく照らすような。
そんな過ごし方をしようと心がけている。
……と自己紹介からはなしてくれた、あの笑顔が、今もずっと心に残ってる。

わたしも、やってみようか。
今、わたしのいる、この場所で。今のわたしができる方法で。
周りがにこにこと笑ってくれて、世間も明るく照らすような、そんな過ごし方を。
自分の周りから、はじめる/はじまる。

自分にとって、どうあることが「一隅を照らす」ことになるのか、考えてみる。
さて、どうあろうか。どうしようか。
どんな感じで過ごしてみようか。何しよう。

でも。もう「世間も明るく照らすような過ごし方」をやってみているかもしれない。
(そうできているといいな)

わたしにとっての「一隅を照らす」は、「笑顔ではなうた」な暮らしだから。

自分自身が花ひらくように笑顔で、ごきげんに、はなうたをうたっていれば。
周りもいずれ、はなうたでご機嫌、笑顔になる。

笑顔は白くひかるように、暗い中も浮かび上がる。いずれ、朝が来るまで、夜の暗さの中でも浮かび上がる。

ちなみに自己紹介でのわたしは「笑顔ではなうた」「見えないものを見える形に」のふたつを、話しましたとさ。

それでは、またね。
お告げ師でカウンセラー田村洋子でした。


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