複数人で、ひとつのテーマをそれぞれにみつめる。そのおもしろさ【開催報告】

またまた、開催してきました「カードで遊ぶ会」。今回の「カードで遊ぶ会」は、リピーターさま回。以前、集まったみなさまと一緒に「その後、いかがでしたか」と報告したり、改めて「自分自身との約束」を結び直す１００分ほどの時間。

自分の持っている観念やら直感やらを再確認していく「カードで遊ぶ会」は、自分が「大切にしている思いを知る」時間でもある。遊ぶみたいに、お気楽に、カードをめくりながら。自分の直感・体感も使いながら、自分の持つ価値観を再確認する。

久しぶりに複数人での開催会。複数人の４人でひとつのテーマを、それぞれにみつめる「カードで遊ぶ会」は、１対１とは違う面白さがある。

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ひとつの場に、同じ時間を使って。
なぜ、この４人が集まったか。
その意味を思う、たのしさがある。

ご縁があって集まったのだから、そこに「意味がある」と思って眺めてみる。
すると、「今、この時に似た課題を持っている」同士であったり、そこにいる誰かが他の誰かの未来の形（理想としたい姿）のサンプルであったりするわけで。

それぞれの人が自分自身のために見つけた言葉や、これから未来に向かう姿が、お互いの持つ理想の自分像や意図に働きかけるヒントであったり、行動力に変換されたりしやすい。

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ことわざで言うところの「三人寄れば文殊の知恵」とでもいう部分も見られる。
ひとりよりも、三人分の知恵が集まることで、それだけ視点の厚みができ、自分自身の感覚と合わせて思考すると、より自分らしい選択に近づきやすくなる。

１対１でのカウンセリングやセッションの時には、視点を増やすために心理学系のカードなどをサポートとして使うこともある。けれど、カードなどはあくまで代用だ。
１対多であることで、より複数である視点の厚みや提案の口数が増える。

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複数の人が似た内容で思いを巡らせるため、エネルギーが立体化しやすい。
４人がそれぞれに「自分とつながる」ためにエネルギーを向けつつ、他の３人の言葉を聞いてとつながろうともする。そのため、内側へ深くもぐりながら、周りへも意識が向く。それによって、人の持つエネルギーが立体的に動き始まる。

複数人がひとつの場で意識を向けていくと、大胆にエネルギーを動かすことができる。

少し、想像してみて欲しい。コップに水をいれて、棒でくるくるとかき混ぜて渦を作ってみるところを。コップが小さければ、水をこぼさぬように渦を作るときには、混ぜ方も少し遠慮がちになる。けれど、大きめのコップで同じ水の量をかき混ぜるなら、ちょっと大胆に混ぜても安心して渦を作ることができる。それと、似ているような気がするの。

大胆にエネルギーが動くと、チャレンジするときの「えいや！」という思い切りを、作りやすい。後押しがあるから、くくっと行動できるような、腑に落ちていくような、そんな感覚を得やすい。

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ひとりだと、ちょっと恥ずかしくて言いづらかったり、想像しづらいことも。誰かを応援するためなら、口にできたり想像出来たりもする。

自分以外の誰かのことばを聞くことで、思い出されるモノコトがあって、その先の自分を創造しやすくなることだって起こる。

そうすることで、自分で気づかなかった自分の可能性に改めて出会える。

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複数人で向き合って、それぞれが「大切にしている思い」を知る時間は、今回も面白かった。

前回、秋のはじめにはなしをしていたときには、「こうなりたいと思っている」との夢だった内容が、すでに現実のものになっていた人あり。
実際に「願っていた暮らし」をはじめてみて、次の「なりたい姿」へ進化しようとしている人あり。
チャレンジ真っ最中で、ひゃあと叫びながら飛び込んでいる途中の人あり（←これ、わたし）。

今の４人の、それぞれの様子をお互いに報告して、この後（春までに）どうなりたいかをはなしてみる。そして春までを過ごす自分が「何を大切にして過ごすか」を、それぞれ自分と約束した。

さて。次に会うのは、春どまんなかの頃。

その頃、皆に何を報告し、どんな行動に向かう価値観を確認していくか、それを楽しみにしつつ、それぞれの日常に戻る。