やる気を出したいのに、なかなかやる気になれなくて。そんな自分を責めてしまうときがあったかもしれない梅雨の季節。
それは、身体を標準的に動かすほうへと自分のエネルギーが注がれていたから。
いつもは自動運転みたいに動いている身体も、突然の気温差や気圧や湿度の変化になれるにはパワーが必要になる。自分のエネルギーは身体を保つ方へと使われていたんだよ。だから、こころにエネルギーを使えるようになるのは、これから。
「はじめる」自分のお守りをもつ8月
暑い季節は、身体を保つための仕組みにエネルギーをいくらか多めに渡す。だから、こころや頭にむかうエネルギーはちょっと省エネすると調子整いやすくなる季節。
「いつもの調子」でこころ動かしていると、エネルギーが枯渇するのも早くなる。エネルギーの分配具合は、自分でよきようにとりはからう。
そして、こまめに。自分へとエネルギーを補給する。
あなたは、何をしているとたのしくなれる?
あなたは何をすると、元気になってくる?
あなたは何をすると、休息・やすらぎを感じられる?
そんなことをいくつも、思い出す。自分にとってのエネルギー補給方法をみつけておく。メモやノートにメニュー表みたいにして書き出しておく。すると、それが「お守り」になる。
「はじめる」自分にとってのお守りを持っておくと、安心して次を始める、次へと向かう。止まっておくことも、ゆったりと選択できる。
止まる、辞めるも「行動」
「行動する」ときくと、何かを始めたり動いたりすることを思い浮かべやすい。でも、静かに止まると選ぶのも「行動する」ことだし、これまでの習慣をやめるのも「行動する」ことになる。
動かない「行動」もあると、知っておく。
そうすれば、がんばってきた自分がいたと、もっと知ることになる。
「やる気がない」を責めない。今はエネルギーの使い道が、自分のありたい形と重なっていないだけ。これから、体のようすを整えて、こころと頭のバランスとっていけば、やる気がある状態へむかうことができる。
だから「やる気がない」ときは、まず止まる。
そして「今の自分は『止まること』を選んだんだな」とながめる。そして、そのうえで「お守り」を思い出す。何をすれば自分が元気になれるか、身体とこころとが休まるか。知っておくと、バランスを取りやすくなる。
そして、よもやま。じぶんごと
やる気が、超低空飛行だった7月末の10日間。
以前だったら、かなり自分を責める時間にしたかもしれないけれど、今回は比較的穏やかだった。
それは、『やる気がないと思うのは、やる気がある状態を自分で知っているから』だと自分で納得したから。
人は、わからないものにはなれないけれど、わかっているものには近づいていける。
だから、大丈夫。
今はやる気がないとしても、やる気はいずれついてくる。
粛々淡々と。今できることをする。それでいい。
さて。今月は、どんな月にしようかな。
今月8月のわたし設定
身体はゆったりを基本に。肌にきもちいい服を着て過ごそう。エアコンは適度に利用して、身体への負担を減らそう。でも、急激な温度変化は自律神経を乱れさせるから、冷たいのみものは控えめにしよう。キュウリやトマト、ナスなどのおいしい夏野菜を積極的にとろう。
こころは「たのしさ」を基本に。調べたいものは調べる、書きたいものは書く、伝えたいことは伝える。
一緒に過ごす時間は、お互いの時間として受け入れる。それは、家族の中でも、おはなしする時間を欲しいと思ってくれた方との間でも、友人との間でも心がけたい事。
お互いに、こころ響く瞬間を重ねたいという意欲をもって過ごす。
今月も、うつくしい景色をみつけられますように。一緒に見たいものをつたえられますように。
今月は、どんな設定で過ごしましょう??
なにをしてみましょう、どのように過ごしましょう?
次のついたちまでに、どんな結果を得ると決めますか??
ついたち、はじまる。今月がはじまる。
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