こころの奥と言葉と。体感覚と。

こころは、そこに有るけれど。言葉にならず、もわんとぞわっと。動く気配だけが身体にある。

感情や気持ちは、単語や言葉に出てこず。
ぞろりとこころの奥で震えて、しみだしてくる。

こころの奥の感覚、身体感覚。
それを、なにかにして伝えたい。形にあらわしたい。そして、生まれたのが言葉。

言葉はすべてを移しとることができない。

じぶんの内のすべてを移しとれないし、
受け取るとき、よく似る感覚に変換されて違う形になることも多い。

それでも、言葉に頼って。何かを伝えて。何かを受け取る。

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じぶんの心が落ちている、薄い曇りの中にあるからか、湿気た感覚の多いものがたりを読んでいた。

ものがたりを読んで、泣いて悲しんで。身体から涙を出した。
どっぷり、湿気た世界にはまってみたら、それで間に合った。もういいか、と思いついた。

次に読むものがたりは、革命を起こし、新しい世界を作り上げるストーリー。
あたらしく始まる世界や国は混乱も起きる。はらはら、どきどきする。けれど、混乱のむこうには、希望がある。

じぶんの心の混乱も、きっと、希望にむかう混乱。これまでにもってきた価値観ややり方を作り替えるために起きている混乱。その混乱の向こうには、希望がある。

こころの奥から流れてくる形を表に見せるために、言葉を使う。
混乱している今は、混乱のままに言葉がでる。

言葉をたくさん。重ねて。
こころの奥の感触を確認して、形に残して。
身体の感覚を探って、言葉とこころを重ねる。

混乱の先に向かおうとしている希望を言葉にする。

ことばになった希望は、こころの奥の感触や身体の感覚も重ねていく。
身体ごと、希望へ向かって進み始まる。

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