身体が季節に影響をうけるなら、心も季節に影響をうけるのです。

蒸し暑い!と感じるのは、いつもと変わらない気がするのに。風は秋のにおいが濃くなって来た。

わたしの鼻が「秋のにおい」と感じているのは、いったい、何のにおいなんだろう。と疑問を持ちつつ、自分の中にある記憶と今の感覚が結びつくのが面白いなと思っている。

夕焼けの雲も、もう秋

よく、わたしのブログや投稿では「季節に身体を重ねる」といった表現をしている。それは、わたし達も地球の上で生きている生きものの1種だから。

地球で過ごしているわたしたちの身体は、気温や天候などの地球環境から影響を受けて、揺らぐ。

この地球環境からの揺らぎが、自分にも影響していると知っておくこと。そうすることで、心や意識の揺らぎが主であるのか、身体の調子の影響を大きく受けた揺らぎであるのか、自分で確認とりやすくなる。

季節の様子と自分自身の様子を重ねてみて、自分の外側の世界と自分の内側にどれほどの違いや差があるのかを知っておく。感じておく。

すると、気分が悪くなった時に、体調由来のものであるのか、心由来のものであるのか。考える余地を残せる。

ここで、どうして「気分が悪くなった時」前提なのかというと、気分が良い時に人はその良い感じを意識して取り上げることはまれだから。ヒトは「悪い」「ネガティブ」を意識しやすい。分量からして、よい/ポジティブが多いとしても、目線が悪いネガティブにむかいやすいから。

この、身体由来できている今の気分なのか、思い悩みのある心由来から来ている今の気分なのか。というおはなしは「卵が先か、鶏が先か」という題にも近いけれど、考えてみる価値はあるのではないかと思っている。

今の季節に、身体がどういった状態なのか。その状態で、自分は何を感じているのか。
身体で感じているものをまず知る。
そのうえで、今の自分の心がおもうことを思い出す。

先日、おきゃくさまにおはなしいただいた「やる気がない」を例にしてみよう。

夏の暑い頃には、身体のエネルギーは今の身体を保つこと/生命の維持にふられる。だから、自己成長などの未来へ向かう力に変えるエネルギー量は少なくなりやすい。だから、暑い頃に「やる気が出ない」のは仕方のないこと。

身体のしんどさを強く感じているときは、身体をとおしての自分を大切にするとき。それでいいとわたしは考えている。

身体を休めて、身体を適度に動かして。余分な力を抜いた自分のままに、心を見つめる。そんな感じ。

夏のだるい身体になるとき。身体を整えながら、心を見つめる。そうするうちに、やる気は戻ってくる。

季節と身体がつながっているなら、身体とつながる心もまた、季節とつながっている。

だから季節を感じながら、自分を感じたい。

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田村 洋子

”気配は答え。気配は本物。
気配を感じて、じぶんを生きる。”
*自分の才能や可能性を最大限に発揮するためのプログラム提供
●魂振=意識の周波数を上げる実践のマニア*瞑想と呼吸実践が日課

活動理念:
●見えないものを見える形に ◆笑顔ではなうた、おいしいごはん #じぶんを生きる 自然に生きる

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