久しぶりにすかっと晴れた。雲の動き具合も空気の重さも、音のようすも、今日いちにちは「晴れ」がもちそうだと教えてくれる。
月初の朝は、いつもの朝よりも確認することが多め。
窓を開けて深呼吸して、瞑想してストレッチして。メモ機能に夢を描きだして、口をすすいで水素のんで。手帳ながめて予定確認して、お茶をいれながら朝ごはんの用意……の、いつものコトに加えて、先月の「ありがとう」をひとつひとつ、数えながら身体をほんわりと膨らませて動き始める。
「ありがとう」を数え直すと、今の自分もなかなかにがんばっとるねと思える。「ありがとう」を伝えたい誰かの顔を思い浮かべていくから、顔を上げやすくなる。外へエネルギーが向かう。余分の力が抜けた平穏な自分にもどりやすくなる。
平穏で、力みの取れた自分をとり戻し、今月をどんな気分で過ごそうかと選ぶ。
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いよいよ今月。6/7から罪悪感を手放す集中講座、はじまる！
ふたり講師で並んで立ってのプログラムは、初挑戦のわたし。
初挑戦に、なんとも重いエネルギー（罪悪感）をえらんだなあと自分ごとを思いながらも、ふたりだから扱える重さなんだろうなと納得してるところ。
「どんな方々と会えるかなぁ、どんな風に最後は笑ってるんだろか」
「どうすれば伝えられるかな、もっとお気楽に罪悪感をほわっとなんともない感じに解いてゆけるかな」
これからはじまる集中プログラムに向けて、どきどき、はらはら、わくわくと用意しながら、そわそわしてる。
罪悪感をどうやって自覚するか。どうやるとほどきやすいか。
これからのプログラムのことを考えれば考えるほど、自分自身の意識の焦点は「罪悪感、重いエネルギー」へ向かう。どよどよと灰色な気分が連れてきていたような、灰色の空が続いてた。
でも、一転。
カレンダーを一枚めくって、今日は晴れ。青い空。
青い空になったなら、気分も軽く上を見てゆきやすい。視線が上がると外へと、エネルギーが向かいやすくなるから、先月の「ありがとう」も多めに数えてゆけるのではなかろうか。
先月もいろんなこと、あったな。
ありがとうも、ごめんなさいも。たのしいのも、慌てたのも悩んだのも。
いろんな気分、いろんな感じがごちゃまぜでいて、それなのに。やっぱり、最後は「ありがとう」にたどり着いていくのが不思議でおもしろい。
「ごめんなさい、申し訳ないな」って気持ちが膨らんでいても、「ありがとう、嬉しいな」って気持ちも同時に持っている。
どちらも持っているけど、最後に。これだ！と抱きしめてみる気持ちを「ありがとう」にしようと決めるだけで、ずいぶん、気分は軽くなる。
「ごめんなさい、申し訳ないな」と「ありがとう」とで、選び方を迷っているなら自分の周りの世界をやさしい言い訳に使えばやりやすくなる。
花がきれいだったから「ありがとう」をえらぼう、とか。
久しぶりのおひさまがきれいだから、とか。カレンダーが変わったから改めて、とか。
軽い気分を選びたくなる理由を自分につくってあげると、自分ひとりで選んでるよりもすんなりとできるから不思議。
「ありがとう」を浮力に変えて、気分も軽くなっていこうか。
自分の内に湧いてくる気分を消そうとしない。（よい気分も重い気分も）
湧いてきた気分をなかったことにしない。
気分は選び直すだけ。（消そうとしない、ゼロにしない）
何を選ぶかは、自分で決められる。この気分を選ぼうと決めていくうちに、いつの間にか。重い気分はほどけて小さく気にならなくなっていく。
先月の「ありがとう」を数えて、重ねて。
今月も、素敵な月となりますように。
では、またね
田村洋子でした
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