「ありがとう」を数え、感覚をかろやかに保つと来月もごきげん

もうすぐ今月も終わるという日に。毎月、今月の「ありがとう」を数えてみる。

「ありがとう」を数えるとは?

自分が誰かに伝えた「ありがとう」や伝え損ねた「ありがとう」。今日、振り返って思い出した「ありがとう」。
自分が誰かから伝えてもらった「ありがとう」。この世界が自分に向けてくれてる想いへの「ありがとう」。

人やもの、周りの世界。心の動いたすべてのものに「ありがとう」を思い出していく。
ひとつずつ。
指をさしながら数えていくようにして「ありがとう」を思い出していく。

今月もいろんなことがあったね。

あの方々にありがとうと伝えたい、この方からありがとうと言ってもらった。
「ありがとう」を思い思われた場面をひとつずつ思い起こして、今月の「ありがとう」を数える。

「ありがとう」を数えていくと、自分がひとりではないよとわかる。世界のなかに含まれている自分であって、わたしはわたし、なのだけれど、それでもみんなのなかにいるわたしだとわかる。

「ありがとう」があったとわかれば、自分の存在が誰にも変わることのないじぶんであると実感できる、自覚できる。

自分自身の身体と心にも「ありがとう」と伝えておこうか。

自分で自分を抱きしめて、目を閉じて。声に出して伝えてみるの。
「今月のわたしにも、ありがとう」

そうすると、身体が喜ぶのがわかる人もあるとおもう。胸の奥がじんわりあったかくなったり、ふわっと軽い感じになったり。頭が浮いたように思うといってくれた人もあったな。

身体の変化を自分で感じられても、感じられなくても。
「ありがとう」と声に出したことばは、自分ののどを震わせて、口からことばの音となって自分の耳に届く。それだけの手間暇を、じぶんのためにかけたという実体験がうまれる。

そうすると、自分自身がじぶんのために。時間を使って音を届けた実績が心の土台のうえにのこる。

「ありがとう」を再確認し、自分で自分のための時間を持った実績は、自分の土台をしなやかに支えてくれる。

しなやかなじぶんの、そのうえに。また次の朝から、あたらしくはじめてゆける。
丸くあったかで、軽い感覚のまま、未来と今を重ねてゆける。

「ありがとう」を数え、感覚をかろやかに保つと来月もごきげん。

カレンダーを1枚めくったら、ことし最後の1枚、12月がみえた。来年の気配が日常のなかへじんわりとにじみはじめる。

今月も、ありがとうございました。また来月からも、よろしくおねがいします。

田村洋子でした。

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田村 洋子

”気配は答え。気配は本物。
気配を感じて、じぶんを生きる。”
*自分の才能や可能性を最大限に発揮するためのプログラム提供
●魂振=意識の周波数を上げる実践のマニア*瞑想と呼吸実践が日課

活動理念:
●見えないものを見える形に ◆笑顔ではなうた、おいしいごはん #じぶんを生きる 自然に生きる

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