台風の雨が穏やかになり、過ごしやすい気温になった。「あんこの乗ったお餅が食べたいな」と思ったら、彼岸の入りを迎えた。そろそろ、おはぎを食べようか。
おはぎを食べるくらい、のんびりとした時間を過ごしてみるか。外で、お花を見ながら食べられたなら最高なのだけれど、まだ雨が残っているから……しばらく、おあずけ。外では食べられないけれど、お彼岸にあわせておはぎを用意してみる?
そんなことを思いながら、次におはなしを聞きに行く先生の著書をせっせと読んでみる。
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意識して「のんびり」を過ごすには、わたしはこれをする!(これはやらない!)と自分で決める必要があると感じている。
決めるには、自分にとっての優先順がだいじ。
自分が、何を好きでいて、何を心地よいと感じるかを知っておく必要もある。どんな世界を見たくて、今を選んでいくか。その優先順を自分で知っておくと、すいすいと違和感を覚えず進んで行ける。
例えば、気温や暦を感じて「のんびり、マイペースを意識して過ごす」と決める。
(それが、わたしにとって心地よいから)
そうしたら、1日の中で、ぽやっとした時間が湧いて出たら「のんびりするぞ」とぎらぎらと目を光らせている感じ。1日を終えてふりかえったときに、「のんびり」時間があったなと思い返す感じ。
実際に過ごした1日は予定でぎっちぎちに詰まってて、ほんの15分、ちいさな時間を重ねての「のんびり」であったとしても、自分で「のんびり」を決めて「のんびり」できたという実感が自分の内に残る。
気分を自分で選べた、自分で決められたといった実績ができる。
「現代の1日の情報量は江戸時代の1年分、平安時代の一生分」と聞いた記憶があるのだけれど、ことの真偽はさておき。日常がいろんなことで、もりもり、盛りだくさんであることは違いない。
その、たくさんの情報の中から、自分が何を選んで、何を感じるのか。
感じたものの中から、どれに意識を向けるか。どんな感情のラベルをつけるか。
そこにどんな意味を持たせるのか。
そして、その意味に、何を感じるのか。どう思うのか。考えるのか。
そこから、どうするのか。
ことばで書いていくと、難しいような気もするけど、日常では意識しないうちにぱぱぱっとできていること。
それをあえて、ゆっくり。自分自身がその時々を選んでいるという実感持って過ごしてみる。
毎年、同じように季節がやって来て。全く同じ、ではない日々が続く。
日々にばかり目が向いていると、どの未来から届いてきている「今」であるのかを忘れがちになる。
だから、たまには顔を上げて。じぶんのビジョンもみつめる。
どんなビジョンだったかな?
どんな世界を見たいかな?どんな世界で生きたいかな?
その世界で、自分はどんな感じに過ごしてるかな。
そして「今」の優先順を思い出す。
自分で選ぶ。
みなさまに よきとき しあわせがあふれますように
(きょうは打合せの後で、おはぎを買って帰ろかな)
田村洋子でした
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