朝、目が開いたら、まだ暗い部屋の中。
まだ夢の中にいるのか。もう目が覚めてきたのか。
身体の様子へ意識を向ける。
ほわっと脳みその重さを感じ始めたら、自分の身体をゆっくり動かし、布団の中でくるんと丸くなる。そして、身体をほどいて大きく伸びをする。
……よし、今日もわたしは動いている。目が覚めているみたい。
そこから、なんやかんや。朝のおつとめをして、今日をはじめる。
昨夜は、文句たれのわたしが降臨してたのだけれど、眠ったあとは。そんなことはなかったみたいにすっきりと軽い。
自然なわたしで、今日をはじめる。
朝は、明るい。世界に自然の光がまんべんなく当たり、目で見て、見える。
夜は、暗い。
人工的な光はあるけれど、自然の光に乏しい。
暗いと、光の届いた中しか見えてこない。限られた範囲しか目に入らない。だから、目に入らない、光の届かない部分に不安が生まれる。
安心に過ごしたいという本能を持つわたしたちは、悲観的な意識を活躍させて不安に備える。安全に安心に過ごせるように、悩む。
だから、夜は心も暗くなりがち。考えが悩みになりがち。
(夜には、考え事を極力しない。考えるときは、自ら意図して考える)
自然の光がさしている、明るい朝に。力みのとれた自然な自分で「今日」をはじめる。
*
さて、今日のわたしは、どんな感じ?
感覚をとおして、今日の「わたし」の自然体な感覚を知るときの、わたしの動きを書いてみた。
*
歯を軽く磨いて、口をすすぎ。水を飲む。
飲んだ水が身体の中へ吸い込まれていく、その感触を追いかける。
そして、ゆったりと背伸びして、ふわふわとストレッチ運動。
身体の感覚の、今の様子を感じ取る。
(さておき、ストレッチすると気持ちいいんだよね。筋肉が伸びたり縮んだり。眠ってこわばっていた身体がほぐれてくる)
鏡をのぞいて、鏡の中のわたしと目をあわせ「今日の」わたしと朝のあいさつをする。「目は心の窓」ということばがあるくらい、目の光の様子を見ると今の自分の感じがよりよくわかる。
顔を洗って、手のひらでわたしの顔に触れながら、顔や頭のやわらかさを感じる。顔の筋肉は、表情を作る。わたしの心を、他の方に見せてくれる手段のひとつ。毎日、顔の動き方は同じようで、微妙に変わる。その違いを自分で知る。
服を着替えながら、わたしの身体の表面に服の触れる感触を感じる。
わたし自身の心臓の動いている音を聴く。
わたしが、わたしの身体をとおして、わたしという心を今日も生きていると知る。そして、魂の自分も、いまここで「わたし」を表現しようとしていることを感じる。
朝に飲むために/お茶を作るために、湯を沸かす。
水が湯に変わっていく音と自分の鼓動を聞きながら、身体の内側を流れている血を感じてみる。お茶をいれながら、湯気の香りとその水気のある空気の動きを顔で知る。
そして、今日をはじめる。
*
朝の瞑想をしてみたり、本をぱらっと読んだり。
ノートに書き留めた問いかけの答えとなりそうな単語をメモしたり。
自分のための時間をあれこれ過ごして、その後は。自分の周りにいる世界とのかかわりを感じる。創り出す用意をする。
今日、お目にかかる個人セッションでのお客さまの、これまでの記録を読み返したり。
これからはじめる講座の用意をしたり。
そろそろ、今日の予定にむけて出発。
いってきます
今日も、今のわたしの自然体で、皆さまとお目にかかります。
どうぞよろしくお願いいたしまする
お告げ師でカウンセラー 田村洋子でした
では、またね
「悩みはないけど、はなしたい。聞いてみたい」も大歓迎。
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