直感をつかって生きてみる。直感てなんぞ?

「直感を大切にしたい」とか「直感を使って生きてみたい」っておはなしが、最近のわたしの耳に飛び込んでくる。友人やお客さまからお聞きすることも多い。

そのおはなしを聞いていたら、自分では直感を感じられないと思い込んでいるみたい。

直感を使って生きることができるのは、特別な/悟り切った/いろんなものについてオープンな/自由な人だけ。だから、じぶんには直感を大切にしたり直感を使って生きてみるなんて無理だ、できない!!と思ってるらしい。

でも、直感を使って生きるのは特別なことじゃない。

みんな直感を使いながら生きているんだよ。
だから「できない!」じゃなくて、もうできているの。

でも、その直感が。自分が思っているようすと違っているから、直感が感じられない【ような気がする】。

直感は、稲妻に打たれるように劇的な反応ではなくて、もっとささいで「ん?」って感じの、うっかり見過ごしそうな普通の反応。

だから「直感はこれか」と自分自身で腑に落ちるまでは、自分に質問したり自分を観察したりしてやるとわかりやすいかもしれない。

自分の内側にスポットライトをあてるように。
今の自分が何を思っているか、何を感じているか。自分で自分に質問をしながら、感覚の動きや変化をみつめる。

質問によって起きた自分の内の反応を観察することで、自分の本質のよなものを、しっかり見つめる/つかみとる。

「直感は0.3秒」という言い方があるみたいに、ほんと、瞬間的にぱっと思いつく感じに反応は起きている。

だから「直感を使えてない」とか「直感を感じられない」とかいう場合は、直感的な反応があまりにも日常になり過ぎていて、これが「直感」と思ってない可能性が高い。

もしも自分が思考優位だわと思う方であれば、思考のはじまり/きっかけになった単語やイメージが「直感」であった可能性も高い。

時間をかければかけるほど、思考が優位になっていく。

直感でつかんでいたモノコトの本質を、きっちりとつかんで相手に伝えようとすればするほど、ヒトの安全機能が働いて思考だらけ/不安要素が強くなりやすい。

だから、瞬間をことばやイメージでキャッチする。

ふと、目に飛び込んでくる単語。
ふと、耳にのこることば。
ふと、思い出したモノコト。

なにごとも、「ふと」。

0.3秒の一瞬。なんとなく見たり聞いたり思い浮かべたりしてるのが直感。

今の自分は、何を感じている? 何を思っている?
何が気になる? どんな気分がする?

自分に問いかけながら過ごすことで、より直感を実感しやすくなっていく。

こちらの記事もどうぞ
「直感」を重ねると「直観」に至る?(ふたつの「ちょっかん」)
手動操縦するみたいに追いかけて、実感を重ねて「本心」とつながる

それでは、またね
お告げ師でカウンセラー田村洋子でした

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田村 洋子

”気配は答え。気配は本物。
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