正月明けの1週間をおえる金曜の夜。今週もよくがんばりました、と自分をほめてみる。
年末年始をのんびり、だらだら、ご機嫌に過ごして、身体も気分も、たっぷり正月楽しんだ。
そして、ぱきっと。始めた月曜日。
スイッチ切り替わるみたいに突然、気分は平日。
とはいえ、ぱきっとは無理だったので、ずるずると気分を「平日」に切り換えた。火曜の夜には、もう気分は「平日」取り戻した。
でも、身体はまだ正月のまま。気分のうしろを追いかけて、「平日」になろうとする。
気分と身体のリズムがそろうには、少しずれができる。なんだか、世界旅行の中の時差みたい。気分ははやめに「平日」になったのに、身体のリズムはゆっくり気分を追いかけて。ようやく金曜日の今日になって、気分と身体が重なった心地する。
気分の調子と、身体の調子と。ぴったり重なっているならば、くるくると内の力が身体にこめられ、身体はするりと動いてくれる。周りの環境にあわせて少々の調整を取りながら、身体と気分とでくるくる動く。
けれど、気分や心と身体のリズムの重なりが大きくぶれている時。お互いにお互いを調整しながら、周りの環境にあわせながら、動く必要あるので、余分に力が必要。だから、いつもより、多めに疲れる。
だから多分。今週は多めに頑張ってた。自分自身が気付かぬうちに。
少しだけ、いつもの週末よりも余分に自分に気を配ろう。
ちょっとだけ、多めに自分を大事にしておこう。
そう、自分にいいきかせながらの金曜の夜。正月明けの最初の金曜。
身体を手のひらで、なでなでさすって。ゆっくりストレッチとかしてみる。
ハーブティーを入れて、早めに部屋の灯りを落として。ぼわーっと。薄暗い部屋の中で、目をしばしばしてみる。
あしたの朝は、いつものように起きようか。
そうして、じんわり日常に身体も気分も戻していく。
そんな金曜の夜。おやすみなさい。