正反対の状態を比べると、見えてくる。わかりやすい。

今日は朝からゆっくりと、心理学系のカードを拭く。一枚、一枚ていねいに。ついでに、いつものタロットカードも拭いてみた。

出没機会が少ないセルフ・セラピー・カードだけれど、うっすら曇りが出ていたみたい。拭きあげてみたら、色が鮮やかになったのをみて、それと分かった。

不思議ね。一枚ずつ見ていると、たいして汚れて見えなかったのに。拭いた後の鮮やかさで、カードの曇りを知るなんて……。

きっと、心も体もそんな感じ。ゆるんだあとで、その前の様子がしんどかったと知る。

力が入り過ぎていたり、近場しかみえなくなっていたり。ちょいと、息を詰めていたり。
ふうっと息を吐いて、はっとして。素の自分を取り戻したときに、それより前を振り返って「しんどかったんだ」と知る。

「しんどい」渦中にいるときは、自分でしんどいとは感じていない(だから、自分でしんどいとわかるときは、きっと、とってもがんばり過ぎてるときだと思う)。

「しんどい」と感じていないから、誰かに相談もしないし、とにかく自分で突っ走ってみてる。

でも、渦中を抜けて、ふっと力抜けた時。思い出したみたいに「ああ、自分はしんどかったんだな」と気づく。

しんどかった自分。
力んでいた自分。
頑張ってきた自分。

そんな自分に気づいたら、自分の頭を撫でたり、きゅっと腕で自分を抱きしめたり。じぶんの身体に向かって、じぶんで「よく頑張ったね」とほめてあげたい。

しんどかった自分に気づけた「今」の自分のこともほめてあげよう。自分の頭を撫でたり、きゅっと腕で自分を抱きしめたり。じぶんの身体の感覚に、「今」を覚えてもらおう。

ふっと力抜けた「今」が、自分自身のニュートラルで素の状態。

その状態を身体で記憶して、その記憶の場所に戻ってくる。身体の感覚を目指して、戻ってくる。

そうすれば、ニュートラルで素の状態の自分自身の心に戻りやすくなる。

「しんどい」状態があったから、自分自身のニュートラルで素の状態が際立つ。
そのコントラスト、正反対の状態を知るからこそ、身体感覚で理解しやすくなる、覚えやすくなる

コントラストから見えてくる素、ニュートラル!!
おもしろいほど、くっきりと浮かぶ「自分」。

くっきり鮮やかに「自分」である

おひさま沈んで夜になり、きゅうっと寒さが進んできた。指先が痛くなるような寒さ。

お風呂に入ったら、ふわっと指先がほどけて、自分の指のあったかさを思い出せそう。

正反対の状態があるからこそ、見えてくるありがたさ。

……そんなこと、思っていたこのゆうべでした。
それでは、またね。

カウンセラーでお告げ師 田村洋子でした。

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田村 洋子

”気配は答え。気配は本物。
気配を感じて、じぶんを生きる。”
*自分の才能や可能性を最大限に発揮するためのプログラム提供
●魂振=意識の周波数を上げる実践のマニア*瞑想と呼吸実践が日課

活動理念:
●見えないものを見える形に ◆笑顔ではなうた、おいしいごはん #じぶんを生きる 自然に生きる

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