正月だからと、初詣に出たその後で。メモアプリのスケジュール機能が「予祝」という文字を表示させていたのに気がついた。このメモは、ちょうど1年前の自分から今2021年1月のわたしに宛てたメッセージ。
あらら、設定してあったのを忘れていたよ。書いたことも、覚えてなかった。
でも不思議ね、ちゃんと、そんな感じに頑張って。1年前のわたしが会いたかった1年後のわたしになってるよ。
やったね! 1年前のわたし。あれから1年、よく頑張った。
1年後のわたしに手紙を書いた
ふとした出来心で、1年前のわたしは、友人と一緒に1年後の自分についてメッセージを書いた。
メールで送るのもいいかもしれないけれど、たぶん、忘れてしまうから。メモアプリ(Evernote.エバーノート)で1年後の日付をスケージュールに入れて、メモの設定をしてあった。
メモのタイトルは「予祝(よしゅく)」。
予祝(よしゅく)とは
予祝とは、あらかじめ祝う、そのまじない。
元は、今年豊かに実りますようにと、まだ冬の寒い間から、春に多くの花が咲き、いずれそれらが多くの実になり、豊かな収穫を得らた、その喜びを前祝いするまじないの形。
この後におこることを、あらかじめ祝うことで現実の喜びに変えるまじないのひとつだ。
だから、これからかなえようとしているものを、もうかなったつもりになってかなう前から喜んでおくといい。その喜びの感覚が身体の内に残って、暮らしの中での選択を感覚に応じてやりやすくなる。
1年前のわたしから今年のわたしへ
1年前のわたしが、今年のわたしに送った手紙はこんな内容。
「カウンセリングや鑑定で、月に5人はお客さんに会っている。お互いに顔を見て、嬉しいねって成長を喜んでいる。ほっとしたと喜ばれている。より効果的な考え方を、医学論文や書籍、師匠のやり方から盗んで、もっとお客さんから喜ばれるわたしになってる。…ほんと、よくがんばったね、私。お祝いに今日くらい、おいしいもの食べよ❤」
って書いてあった。あまりにもずうずうしい内容で、今日読んでぎょっとしたのだけれど。
うん。確かに、頑張っていたよ。去年から1年間のわたし。
だから、頑張れていた自分をほめる。そして、また今年も頑張ってみるね。
……ということで、今夜は1杯、特別にラウンジでお酒を飲んできた。
(ジンが大好きなのです。薬草系のリキュールも好き)
まえの1年、よくがんばりましたね、わたし。と自分をねぎらう。
そしてまた、1年後のわたしに手紙を書く
かなえごとリストを作ってみたり、ピンタレストに未来に自分の形の人を集めたり。
せっせと、準備をしてきたから。
その準備を踏まえたうえで、また
来年の自分に向けて手紙(メモ)を書く。
1年後のわたしへ。
「月に5~7人と、α数人のお客さんと会えているよ。喜んでもらって、お手紙をもらってる(週に数回)。それが嬉しい。お返事も書いている。マイペースでおはなしをきいて、そのマイペースを喜んでもらっている。だから、もっと。自分の興味のままに勉強しよう。身体感覚から心をとらえる方法を学術的にもさらに追いかける。書くを仕事にもできているから、より思いを言葉に変える練習を積む、指名していただく。気持ちを、もっと自由に」
そして、Evernoteでメモをスケジュール登録。来年のわたしへとメモを送り出す。
別の時間軸の自分へ手紙を送る
手紙を受け取ると、なんだか嬉しい。開ける嬉しさ、読む嬉しさ。
書いたのが自分自身だったとしても、それでも嬉しい。
だから、1年後の自分をねぎらうつもりで、1年後の自分に向けて。それより未来に居る自分になったつもりで手紙を送ってみてはどうだろう。
これからの1年は、1年後の自分にとっては過去の話。
すでに過去になったつもりの、この1年を想像しながら、1年後の自分をねぎらう、1年後の成長をあらかじめ祝う。
そうすることで、喜んだ時の気持ちが身体に染みて、ひっそり心の奥底で自分の選択を支えてくれる。
だから、あなたも。
1年後の自分に向けて、手紙を書くのはどうだろう。
書くときは、自分のかなえごとリストも参考にして、既にかなってしまっているつもりになって、お祝いやねぎらいの言葉をこめた手紙を書いておく。
そうすれば、きっと。1年後にその手紙を開けて、恥ずかしくなりながらも、行動していた自分の成長をながめてにんまりできる。
……ということで。1年後の自分に手紙を書いてみない?っていう提案でした。
1年後にその手紙を読むと、自分の成長を実感できておもしろくなる。
それでは、またね。
お告げ師でカウンセラー 田村洋子でした。
追伸。
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