身体がだるくて、重い。
雨が降り続いていて外へ出る機会が減ったからか。
機嫌よろしく本をがっつり読み過ぎて頭ばかり使っていたからか。
身体を動かすことに意識が向いていなかったみたいで、ぼわんと身体の感覚が遠くなっている。だるい。
身体がだるいから、お湯をためた風呂に浸かってみようか。
あしたは、多めに歩いてみようか。
瞑想やストレッチをするときに、身体の感覚をもっと意識してなぞってみようか。
ミントやかんきつ類のアロマのかおりをかいでみようか。
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動き足りない時。
頭がみちみちと思考で張りつめている時。
頭ばかりががんばりすぎてる。
だから、身体が「こっちをむいて」と重さやだるさをつくりだしてくる。
意識を、頭から身体へとむけて、全体としてのバランスをとる。
そうすれば、だるさも重さも。じんわりと動き始まる、ぬけはじまる。
ゆっくりとした気持ちを作って、身体も整えていく。