調子よい身体で、心地よく過ごし。豊かさの中へ

自分の身体性能を自覚して、その身体で生きてるってことを自分が覚えておくと調子よく過ごせる。ここでいう「調子よい」とは、身体の調子がよいというだけでなく、こころも、人や周りの世界とのかかわりも調子よいってこと。

調子よくすごしてると、不思議なくらいに出来事がかみあう。最短距離を通って、するするんっと。軽い感じのその先へ、連れていかれてる(連れて行ってもらえている)ように感じられる。

そうして、連れていかれる先に待つのは。
あったかそうな、ほんわりのんびりした感覚。

あったかそうな、ほんわりのんびり感って、わたしにとって「豊かさ」の感覚。

空を見上げて、深呼吸して。身体の力みが、ほわーっと抜けてきたら、ワクワクと強烈な刺激も落ち着いて。刺激の奥に隠されてきた「ほんわりのんびり」を感じやすくなる。

空が青い、イチョウが黄色い。
深呼吸する。

深呼吸したら「ふと」が隙間に落ちてくる。豊かに過ごす時間のヒントが、ふと思い起こされる。

友人へ、ハガキを書こうかな。
あのカフェでお茶を飲もうか。
ふと思いついたアレ。やってみよう(いつ、やってみる?)

あったかほんわり、のんびりと。豊かさを膨らます何かを思い出す。
細やかな感覚を感じていた自分に気づける。細やかに感じてた自分を思い出せる。

季節が移り変わるように、人の気分も移りゆく。

移りゆく気分は、周りの人と自分との関係性も変えていくけど、自分自身の内側も変えてゆく。だから、毎回。今はどんな感じしてるかな?と自分の内を確認する。

自分の内を確認するなら、身体の調子を確認するのも大切。
気分は体の具合にも引っ張られるから、眠り・食事・心地よさを確認しておこう。

しゃんと眠れているか。(寝不足じゃない? 眠りは意識を整頓する大切な時間帯だから、よく眠りたい)

ごはんはおいしく食べられているか。(もぐもぐ、ごはんを味わっているかな? スマホなどで動画見たり文章読んだりしながら、惰性で食べていないかな。もぐもぐの感触、味の変化、観察してみて)

今いるところは、心地のよい空間か。(寒さ暑さはほどよい? 明るさは、どう? 椅子やデスクとの位置関係はよさそう? 聞こえてくる音は、ほどよい?)

こうして、身体の調子を自覚しておくと、自分が選びたいと思ってる気分に目線を向けやすくなる。

だって、体の調子がいまいちなときに選べる元気の数は減りやすい。寝不足で疲れてるときは、省エネモードでおだやか、ゆっくり気分を選ぶだろうし。
おなかがすいてるときは、うっかり不機嫌になりやすい。

体の調子がよろしきときは、うきうき、きらきら。目にとまるものが、軽く感じられる。たのしいこと、おもしろいことを自分でもみつけやすくなる。

だから、身体の調子を整えつつ、気分を選んでいく。

こころは「見えない・触れられない」から秒で変化できる。なので、意識できたら、すぐにも変えられるけど、身体は変化に時間がかかる。「見る・触る」ができる身体だから、手をかけている実感を得つつ、じっくり変化をしていこう。

身体の調子が整えられていると、気配を探るセンサーも感度よいし、キャッチした気配をどんな風な意味としてとらえるのか、判断していくラベル貼りシステムも調子よい。

だから、身体の調子を整える。
疲れは貯めない。よく寝る、おいしく食べる、心地よく過ごす。

そうしたら、あったかほんわり、のんびりとした気配を思い出しやすい。
やさしい世界を感じ取れる。豊かな自分で過ごせる。

調子よい身体で、心地よく過ごし。豊かさの中へ……

世界からの異質な自分を感じやすくなってるときは、罪悪感の手放し時。
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それでは、またね
田村洋子でした

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